Product Details
ISBN 10 : 4121023951
Content Description
ポーランドのワルシャワで五年に一度開催されるショパン・コンクール。一九二七年の創設以来、紆余曲折を経ながらも多くのスターを生み出してきた。ピアニストをめざす若者の憧れの舞台であり、その結果は人生を大きく左右する。本書では、その歴史を俯瞰しつつ、二〇一五年大会の模様を現地からレポート。客観的な審査基準がない芸術をどう評価するか、日本人優勝者は現れるのか。コンクールを通して音楽界の未来を占う。
目次 : 第1章 二〇一五年の予備予選/ 第2章 ショパン・コンクールの歴史/ 第3章 第一次予選(二〇一五年本大会)/ 第4章 第二次・第三次予選(二〇一五年本大会)/ 第5章 グランド・ファイナル(二〇一五年本大会)/ 第6章 指導者たちのコンクール/ 第7章 コンクールの相対性/ 終章 コンクールの未来、日本の未来
【著者紹介】
青柳いづみこ : ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。東京藝術大学大学院博士課程修了。学術博士。平成元年度文化庁芸術祭賞受賞。大阪音楽大学教授、日本ショパン協会理事。演奏と文筆を兼ねており、著書に『翼のはえた指 評伝安川加壽子』(吉田秀和賞)、『青柳瑞穂の生涯』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『六本指のゴルトベルク』(講談社エッセイ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2021/07/29 (木)
投稿日:2021/04/18 (日)
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