Complete Orchestral Works Vol.2 : P.Mann / Liepaja Symphony Orchestra
Customer Reviews
-




(0 posts) -




(1 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-




レインボー | 不明 | 不明 | 01/November/2023
スコットランドの作曲家、チャールズ・オブライエン。 1968年の没後永らく忘れられていましたが、トッカータ・レーベルが作品を録音した事で、再び知られるようになりました。 オブライエンはスコットランド国民楽派とも言うべき作風で、先に発売された管弦楽第1集では『エランゴワン』『交響曲ヘ短調』が紹介され、オブライエンの魅力が詰まった前者と、ロマン派風の後者となかなかの作品でした。 第2集にあたる本CDは小品を集めた物。 但し、第1集程の作品はない。 『春へ』『吟遊詩人の呪い』の2つの演奏会用序曲は、力を入れて書かれたのが分かるが、聴きやすいメロディが印象に残らず流れていく。 1898年に書かれた『マズルカ』『子守唄』は最初期の作品と言う事だけあり先人の影響は聞こえるが、一度聴けば充分。 『スコットランドの風景』これはピアノ曲として書かれた曲を後年に管弦楽作品にした物で、これが唯一このCDで良かった曲で、オブライエンの特徴である、スコットランド風のメロディが随所に出てくる。 演奏はポール・マン指揮、リエパーヤ交響楽団。 マンはイギリスの知られざる作曲家をトッカータに録音している指揮者で、リエパーヤ交響楽団はラトヴィアの歴史あるオーケストラ。 前回(第1巻)と同じ演奏者であるが、演奏の素晴らしさは本CDでも見事で、演奏だけなら実に素晴らしい出来となっている。 録音は最近のものだけあり良好だ。0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items
