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Mozart (1756-1791)

CD Symphonies Nos.40, 41 : Krips / Concertgebouw Orchestra

Symphonies Nos.40, 41 : Krips / Concertgebouw Orchestra

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  11/June/2011

    本盤には、生粋のウィーンっ子であったクリップスがコンセルトへボウ・アムステルダムを指揮したモーツァルトの交響曲第40番及び第41番がおさめられておるが、いずれも古き良き時代のウィーンの雰囲気を彷彿とさせる素晴らしい名演と高く評価したい。仮に、クリップスが、コンセルトへボウ・アムステルダムではなくウィーン・フィルも指揮して演奏をしていれば、更にウィーン風の雰囲気は強まったとも考えられるが、本盤の録音当時のコンセルトへボウ・アムステルダムは、北ヨーロッパならではの幾分くすんだようないぶし銀の音色が顕著であり、演奏に適度のうるおいとぬくもりを付加させている点を忘れてはならない。そして演奏は、優雅そのものであり、いかにもクリップスならではの本場ウィーンを思わせるような典雅な雰囲気に満たされていると言える。クリップスのアプローチは決して手の込んだ個性的なものではなく、ゆったりとしたテンポによって、スコアに記された音符の一音一音を心を込めて精緻に表現していくというものであるが、音楽の流れが淀むことはいささかもなく、むしろウィンナ・ワルツのように優雅に、そして颯爽と流れていくのが素晴らしい。表現自体は、あくまでも自然体でオーソドックスなものであると言えるが、細部に至るまでコクがあり、豊かな情感に満ち溢れているというのは、クリップスが本演奏において必ずしも意図して行ったのではなく、むしろクリップス自身に染みついた天性の指揮芸術の賜物と言えるところであり、正に生粋のウィーンっ子の面目躍如たるものと言えるだろう。モーツァルトの交響曲の演奏様式は、近年ではピリオド楽器の使用や古楽器奏法などが主流となっているが、本盤のような演奏を聴いていると、故郷に帰省した時のように懐かしい、そして安定した気分になる聴き手は私だけではあるまい。本演奏については、かつてSACDハイブリッド盤が発売されており、それでも十分に満足し得る高音質であった。しかしながら、本盤のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤は、それをはるかに凌駕する究極の高音質録音であると言える。このような素晴らしい優雅な名演を、望み得る最高の鮮明な高音質で味わうことができることを大いに歓迎したい。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  23/July/2008

    クリップス指揮ACOのモーツアルト第40番、41番はゆったりとしたACOの優雅とも言える音質はやヽ(というかある面ではすごく・・)ゆったり目の曲の展開と相俟って独特の雰囲気を醸し出しています。一音一音、各パートの音の運びがまるでスコアを見ているように分解すら可能と思わせる位です。他の評者が書き込まれている点で上述2曲以外の所謂後期集を通して聴いてはいないのですが多分このゆったり感が聴く者を弛緩させるということは推察できます。たヾこのように多くの曲を一気に晩年収録したクリップス/ACOに対しては脱帽です。

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  • ★★★★★ 

    ふりっつ  |  松山市  |  不明  |  27/February/2002

    ウィーンフィルと数々の美演を残してきたクリップス。ウィーンとは別の美質を持ったこのオケでも、見事な統率力を見せている。小気味良くもたれないテンポ感。精緻なアンサンブル。これは買いです!

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