Cosi Fan Tutte : Gardiner / English Baroque Soloists, Roocroft, Gilfry, etc (1992 Stereo)(2DVD)
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西荻椿山 | 東京都 | 不明 | 27/January/2013
姉妹それぞれの恋人は親友同士、彼らが別人になりすまし恋人でないほうを誘惑できるか競争するというお話です。どだいありそうもない話だが、かつらや髭をつけてTはちょっと加ト茶ん風、Brはブロンソン風になったもののそれぐらいで恋人が気づかなくなるはずもありません。まあその辺はスルーするとモーツァルトのオペラのなかではもっとも登場人物の心理が理解しやすい作品なのではないでしょうか。劇の1日では無理だがもっと長い時間の出来事としてみると四六時中好きだ好きだといわれたら恋人がいてもよろめいてしまうことは十分ありえます。本来台本はここまでですが、本盤フィナーレでは最初偽りで好きだといったほうも言い続けているとほんとうに好きになってしまうこともあるのではないかという演出がされています。作曲者も男声と女声の割り振りをみると後戻りはできないとみていたのではないかと思います。本盤では特に変装後の姿ではSにはT、MsにはBrのほうがお似合いです。女性は浮気者という主題ですが、男性も負けず劣らずあやふやなのは作曲者自身も自覚していたと思います。姉に夢中だったのにフラれると妹のほうを熱愛し結婚したのですから。歌手はヤノヴィッツだのアライサだのオールドファンになじみのある面子は出ていません。経歴も世間の評価も不承だが、「岩のように」にせよ「愛のそよ風が」にせよどうやら歌えているというレベルではなく立派なものです。その他も声に不満のある方はいません。特にBsは年配者の役だといってもあまり枯れ過ぎてしまっていてはこんなおせっかいな企みをするとみえなくなりますが、そういう心配はありません。姉妹はまあまあ美しいといえるしその恋人たちとともに何より4名そろって若々しいのが魅力的です。Msのほうが肉感的なのもガードが甘そうに見え役にぴったりです。デスピーナははしっこさを上手く演技しています。政治情勢や社会制度が前提にならない話なので流行の現代化演出でも違和感が少ないとは思いますが、個人的には劇場にいってまで奴隷の制服=背広をみたいとは思いません。本盤は現代化演出ではなく衣装はごくオーソドックスです。また仮に読み替えるにしてもこういう危なっかしい恋物語にはナポリがふさわしく場所は動かしてほしくありません。本盤の舞台であるパラッツォからは第1幕ではイタリア松が散在するカンパーニャの平原(パッケージご参照)、第2幕ではベスヴィオと海が望め南イタリアの開放感十分です。ときに平土間まで使う演出は歌手のファンならうれしかったことでしょう。古楽器で演奏する意義があるのかは知りませんが、素人耳には少なくとも物足りなく響くことはありません。他のDVDはムーティ盤(89年スカラ座は何が気に入らなかったのか忘れたが処分、残っているのは83年VPOのほう)を持っているだけだが、手が出るのはこちらのほうなのは上記を一言でいうといきがいいからです。0 people agree with this review
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Lemon | 群馬県 | 不明 | 26/March/2006
それほど驚く演出ではありませんが、面白いです。 姉妹よかった。とくにフィオルディリージはいいです。 音楽も古楽器による演奏で、味わいがあります。0 people agree with this review
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