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Beethoven (1770-1827)

CD Violin Concerto: Chung Kyung-wha Tennstedt / Concertgebouw O+bruch

Violin Concerto: Chung Kyung-wha Tennstedt / Concertgebouw O+bruch

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  • ★★★★★ 

    shigena  |  東京都  |  不明  |  15/March/2015

    最もよく聴いているチョン・キョンファのCDである。2014年リマスター音源でさらに良くなっている。演奏、曲目とも大変素晴らしく名盤としか言いようがない。吉田秀和のような欧米崇拝・日本人贔屓の評論家が多いが、彼らに騙されずにまず素直に聴いてみて欲しい。こんな感動的な演奏にめぐり合えて幸せだ。彼女の作品はどれも傑作だが、個人的にはこのCDと「チョン・キョンファ 衝撃の東京ライヴ第2夜」が特にお奨め。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  13/November/2010

    チョン・キョンファの全盛時代の超名演だ。圧倒的なテクニックをベースとしつつ、女流ヴァイオリニストの常識を覆すような力強い迫力と、繊細な抒情の美しさが、いい意味でバランスがとれており、そうした表現力の幅の広さが、この録音当時のチョン・キョンファの最大の長所であったと言える。本盤でも、そうしたチョン・キョンファの長所がすべてプラスに出ていると言える。ベートーヴェンは、ベートーヴェンが作曲した最も美しい曲の一つと言われているが、チョン・キョンファは、同曲に満載の美しい旋律を実に情感豊かに歌い抜いて行く。それでいて、いささかも感傷に陥ることなく、常に高踏的な美しさを保っているのが素晴らしい。他方、力強さにも不足はなく、特に終楽章の迫力は圧倒的だ。ブルッフも超名演。ベートーヴェン以上に美しい旋律満載の同曲を、チョン・キョンファは、これ以上は求め得ないような情感豊かさで歌い抜いて行く。そして、これらのチョン・キョンファのヴァイオリンに勝るとも劣らない気迫溢れる指揮をしているのがテンシュテットだ。咽頭癌を発病した後、病と闘いながら指揮をしていたが、本盤でも、正に命がけの指揮を行っており、その気迫と力強さには、涙なしでは聴けないような深い感動を覚える。HQCD化による音質向上効果もかなりのものがあり、本盤の価値を高めるのに大きく貢献している。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  05/November/2010

    テンシュテットの力の入った演奏に、キョンファのこれまた力の入った、妖艶、集中力の凄まじい演奏が、ぶつかる。オーケストラも従来の、古楽ではなく、ロマン派系統の大演奏。重厚、疲れるほどに、コンセルトへボウ、ロンドンフィルも、テンシュテットマジックにはまって見事。従来のベートヴェンらしい、濃厚、時代を越える凄演、名演、お見事、感心。  キョンファさんは引退したというような報道耳にしましたが、本当でしょうか、ホール一杯を、キョンファ節と、カリスマティックな存在感を満たすあの生演奏は、もう、聴けないのでしょうか?

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  14/January/2010

    まずはテンシュテットの伴奏だが、どことなく肩に力が入っている。シューベルトの『グレイト』や、ブラームスの『第1交響曲』がそんな感じだった。ただ聴き進むうちにその個性は、いい意味で『現代風流麗さとは無縁な』旧タイプのロマンとして感じられるようになる。 チョンの演奏は、旧盤(withコンドラシン)に比してとても大人だ。僕は初期のチョンの演奏を好むが、ベートーヴェンのコンチェルトに関してだけはこっちの方がよりベートーヴェンらしいと思う。そもそも演奏の水準そのものが高いため、ブルッフまで含めて聴覚を完全に持って行かれてしまう。いわゆる『ながら聴き』の出来ない名演と言える。

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  • ★★★★★ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  24/July/2008

    BEETHOVEN;24’52/9’43/10’15 BRUCH;8’35/9’02/7’28

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  • ★★★★★ 

    ワルター・メンゲルベルク  |  不明  |  30/March/2008

    宇野○芳氏大絶賛!精神美に溢れた名演です。ベートーヴェンでは、例えばオイストラフのような、一抹の春の艶やかさを愛でるような陶酔はありません。むしろ、春の中の厳しさを滲ませています。ただしシゲティのような痛々しさはなく、あくまで潔く曲に没入していくから素晴らしいです。技巧も引き締まっていながら、ハイフェッツのように情感に欠けることなく、気高く歌ってくれます。テンシュテット率いるオケも秀逸!“大伽藍”と評したくなるのも頷けます。音の一つ一つが手に取るように分かる明晰さと、しっかりした重心、それにリズムの歯切れや呼吸の良さが融和した迫力あるサウンドを堪能できます。それはブルッフにも言えることで、キョン=ファの素晴らしいヴァイオリンを格調高く引き立てています。なかんずく第3楽章での、上昇音階と下降音階の織り成す綾の見事さは、特筆に値します。

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  • ★★★★★ 

    テン様  |  秋田県  |  不明  |  19/July/2007

    数年ぶりにCDの山の中から引っ張り出して聴きました。コンセルトヘボウはともかく、どうすればロンドン・フィルからこのような大伽藍の響きが引き出せるのか?テンシュテットは本当に凄い人だった!チョン・キョン=ファが惚れ込んだのも理解できるような気がします^^;

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  • ★★★★★ 

    スターリングラード  |  広島市  |  不明  |  31/December/2004

    チョン、テンシュテット両者の火花が散る様な共演である。特にベートーヴェンは凄いの一言。テンシュテットの棒は例によって気宇壮大かつ雄渾。いかにもベートーヴェンらしい巨大な表現だ。これにチョンの彫りの深い充実したソロが絡む。何度でも聴きたい名演だ。なお、テンシュテットはケネディーのソロでもベートーヴェンを録れており、こちらも極めて美しい名盤なのでファンは必帯だ。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  23/October/2004

    チョン・キョン=ファのヴァイオリンが、なかなかしっとりと落ち着いた演奏。テンシュテットの好サポートによって素晴らしい内容となっている。ブルッフにはケンペとの名演があるが、年齢を重ねてじっくりと弾いているこのCDの方が個人的には好きである。

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