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Brahms (1833-1897)

CD Symphonies Nos.2, 3, 4, Piano Concerto No.2, Double Concerto, etc: Knappertsbusch / Staatskapelle Dresden, Vienna PO, Munich Po, Curzon(P)etc (4CD)

Symphonies Nos.2, 3, 4, Piano Concerto No.2, Double Concerto, etc: Knappertsbusch / Staatskapelle Dresden, Vienna PO, Munich Po, Curzon(P)etc (4CD)

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  11/April/2015

    クナの演奏は小さな場面毎に型ができ上がっていて、それをかなり自由に、時には即興的につないでいくという趣があるけれども、ワグナーやブルックナーではこのつなぎ方がごく自然に隆起していくのに対して、ブラ―ムスとかベートーヴェンの曲だと、突然テンポが落ちたりとかなりぎくしゃくする。異形と形容される所以だろう。相当大時代的で、メンゲルベルクやストコフスキーなどのデフォルメにも通じて聞こえる。異常にテンポが遅かったりするのもこれらの曲であって、ワグナーやブルックナーでは必ずしもそうではない。全体の見通しよりも部分の表情の味付け(もちろん濃い)の方が優先されている。このアルバムでその味付けで堪能させるのは二番(とくに最初の二楽章)と三番の交響曲。ハイドン・ヴァリエーションも然り。四番は音質(解像度が低くて、ティンパニが遠い)とオケが今いちで、これはクナのブラ四のベストとはいえない。二重協奏曲も音はやはり鮮明さに欠けるが、クナの厚い音でのサポートに対してソロ、とくにチェロが思い切りの感情移入で応えている。ピアノ協奏曲は、カーゾンがもの凄く粗っぽくて、殆ど崩壊している。オケは聞くべき所は十分あるが(三楽章の静かな持続音だけで伴奏する所とか)、やはりソロがこれではね。アルトラプソディのソロは、これほどではないが、音程が不安定。たださすがにステレオで音はいい(多分同時の大学祝典よりバランスが良い)。ということで、最初の二枚なら星五つだが、最後の二枚は三つどまりで、平均して四つというところか?

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