Violin Concerto: Mutter, Karajan / Vpo
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海尾水 | 神奈川県 | 不明 | 12/July/2021
カラヤン晩年の成長したムターとの邂逅の記録。特に第2楽章冒頭のピッチカートなど、音楽が止まってしまったかのようなカラヤンの今までに無い沈潜とした演奏で驚く。0 people agree with this review
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古渡 弁蔵 | 北海道 | 不明 | 11/May/2013
期待して買い、さっそく聴いたところ、ムターにすっかり魅了されたものでした。確かにここでのカラヤンは何かカラヤンらしい力強さとスマートさの片鱗は見られません。トランペットのフライングもあります。でも、そんなことはどうでもよいくらい、このヴァイオリンが奏でる歌には今までのチャイコフスキーにはない聴き手を金縛りにするものがありました。ちょくちょく聴いてはいませんが、今でもたまに取り出して聴いてみるとやはり感動します。そして、ムターはすごいと思わざるを得ません。こうしたチャイコフスキーもいいものです。3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 22/July/2011
本盤におさめられたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、カラヤンの死の1年前のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音である。そもそもカラヤンによるライヴ録音というのが極めて珍しい存在であるのだが、それだけカラヤンも本演奏の出来に自信を持っていたことの証左ではないかとも考えられるところだ。それにしても、1960年代から1970年代にかけてのカラヤン全盛時代の演奏に慣れた耳からすると、カラヤンの芸風のあまりの変わりようにはおよそ信じ難い気がするほどである。本演奏には、手兵ベルリン・フィルを統率して、重厚で華麗ないわゆるカラヤンサウンドを駆使して圧倒的な音のドラマを構築していたかつてのカラヤンの姿はどこにも見られない。ここには、自我を極力抑制し、ただただ楽曲の魅力を素直に引き出して、音楽のみを語らせていこうという真摯な姿勢だけが存在していると言える。これは、カラヤンの肉体的な衰えによるものなのか、それとも、カラヤン自身の芸風が大きく変化したのかはよくわからないが、ゆったりとしたテンポの中に、カラヤンがこれまでの波乱に満ちた生涯を顧みるような趣きさえ感じられるところであり、ここにはカラヤンが最晩年になって漸く到達し得た至高・至純の境地、そして枯淡とも言うべき境地が存在していると言えるだろう。このような崇高なカラヤンを指揮台に頂いて、ウィーン・フィルも持ち得る実力を最大限に発揮した、圧倒的な名演奏を展開しているのが素晴らしい。ベルリン・フィルとほぼ決裂状態にあった傷心のカラヤンを、ウィーン・フィルがあたたかく包み込むような名演奏と言っても過言ではあるまい。そして、ムターのヴァイオリンは実に個性的だ。ハイティーンの頃に、カラヤン&ベルリン・フィルとともに、ベートーヴェンやメンデルスゾーン、ブラームスなどのヴァイオリン協奏曲を演奏した時とは別人のようであり、例によっていささかも線の細さを感じさせない骨太の演奏をベースとしつつ、随所にロシア風の土俗的とも言うべき思い切った表情づけを行うなど、楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした超個性的な演奏を展開している。かつてのカラヤンであれば、このような自由奔放な演奏を許容したかどうかはわからないが、本演奏においては、むしろ、ムターの順調な成長をあたたかく、滋味豊かに見守るような指揮を行っているとも感じられるところだ。いずれにしても、カラヤンとその秘蔵っ子ムターの共演はこれが最後になったところであり、その意味でも本演奏は、このコンビによる掉尾を飾るに相応しい至高の超名演と高く評価したい。録音は従来盤でも十分に満足できる音質であると言えるが、カラヤン、そしてムターによる至高の超名演でもあり、今後はSHM−CD化、そして可能であれば、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。6 people agree with this review
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ブンテブレッター | 東京 | 不明 | 18/March/2007
全楽章、遅めのテンポで一音一音を実にたっぷりと説得力のある幅広い、かつ切れのある音で弾いている。 この頃からすでに現在の大物ぶりの貫禄を見せていて、全く物怖じせず、天下のウィーンフィルと最晩年のカラヤンをバックに堂々と「ムター節」を聴かせており、その並々ならぬ才能・スター性には今更ながら感服する。 ライヴ録音の熱気に満ちた臨場感もあり音も良くて、ムター、カラヤン、ウィーン・フィルと3拍子揃った稀に見る名盤として歴史に残るであろう。1 people agree with this review
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Johannes | 宇都宮市 | 不明 | 17/January/2006
カラヤンのチャイコフスキーへの溢れんばかりの愛情に見事に応えたウィーン・フィルの管弦楽とムッターの若々しい情熱ががっぷり四つに組んだいとも気高き名演。カラヤン死後のムッターが完全に芸術屋に堕してしまったのは誠に残念至極である。1 people agree with this review
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ボール犬 | 兵庫県 | 不明 | 11/February/2004
晩年カラヤンの枯淡の味わいと、若いムターの官能的な独奏が好対照をなし、作品の美質を鮮やかに際立たせた。ムターは堂々と演奏しているが、弦の艶、呼吸はきわめてロマン濃厚。カラヤン&VPOのバックをしてさらに幻想的な情感が漂う。録音良好。1 people agree with this review
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