第一次世界大戦 ちくま新書
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 26/June/2021
日本で「先の大戦」といえば「太平洋戦争」を真っ先に思い浮かべますが、ヨーロッパではむしろ「第一次大戦」の方を「歴史を変えた大戦争」と思う人が多いようです。 それまでの19世紀の延長として、ヨーロッパには「ドイツ帝国」「ハプスブルク帝国(オーストリア・ハンガリー帝国)」、「ロシア帝国」、そしてその周辺には「オスマン帝国」などの列強がひしめき合っていました。 そこに1914年6月のオーストリア皇太子暗殺を契機に勃発した戦争。誰もが「クリスマスまでには帰るよ」といって戦地に赴いたが、結局1918年11月まで延々と戦争は続いた・・・。 戦争によって長い歴史をもつ帝国が崩壊し、民族自決によって様々な国が独立を果たすものの、渦巻く不平不満や格差が再び戦争への道を進んで行くことになります。 社会の担い手も、それまでの貴族、上流市民(ブルジョア)やエリートから、一般市民・庶民に移っていくきっかけとなり、それによって文化・芸術のあり方も大きく変わります。 「クラシック音楽」を愛好する立場からいえば、第一次大戦後には「いわゆるクラシック音楽」がもはや生まれなくなりました。 そんな時代の大きな転換点である「第一次世界大戦」について、高校世界史レベルから一歩踏み込んで、でもあくまで「一般向け」として書かれたこの本はいろいろなことを教えてくれ、頭を整理させてくれます。ヨーロッパを理解し、ヨーロッパの文化・芸術を理解するためにも、こういったバックグラウンドを知っておくことは必要でしょう。0 people agree with this review
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