Ein Deutsches Requiem : Wit / Warsaw Philharmonic & Choir, Libor, T.E.Bauer
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rela-cla88 | 愛知県 | 不明 | 25/March/2021
これもまたヴィトの名演奏。オケは名門ワルシャワ・フィルです。ブラームスの傑作、ドイツ語によるレクイエムを、ヴィトはいつものごとくオーケストラをバランス良くコントロールして進めて行きます。声楽を伴う曲を統率する技量はピカイチで、見事にこの大曲を纏め上げています。いたずらにロマンを演出することもなく、粛々と音を重ねていき、積み上げた音楽から真っ直ぐに美しさやロマンを伝えてくれる素晴らしい演奏だと思います。あらためてこの曲の深々とした美しさを認識できました。正攻法で、勘所を押さえたヴィトの演奏。私には構築度が高く、恰幅のある堂々とした音楽として聴こえます。いつも、素晴らしい指揮者だと感服するのですが、何故か大きく注目されることが無く不思議です。エリシュカのような例もありますから、80歳を過ぎてからかも知れませんね。是非 ヴィト / ワルシャワ でブラームスの交響曲が聴いてみたいです。0 people agree with this review
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 01/June/2018
六年前に出版されるも誰も触れようとしない ヴィットはポーランドから出ない人なものだから巷間で話題にもならない 名前や顔を売って宣伝されるタレントでマーケットは賄われているのだろう 知識人も大衆もヴィットになど関わらずに時計は回っている 本当に残念なことだ 美しい花が咲いても それが野や道端であれば雑草として気にも留めない そこに今生命の輝きがあるのに 永遠にはない消え去る美があるのに見過ごすなんてわたしにはできない 踏みつけられないだけ有難いと思えというのか そういう心は音楽を日々糧としている人間にはない そうした人は力や金に目の色を変えて生きているのだろうか 貧しいブラームスが若い時に書きかけながら自信もなく弛んでいた曲 後年母の死によって発起して完成した曲 半分だけの初演にこぎ着けたものの不評に晒された曲 24歳で書き始めて36歳で全曲初演に至るまで12年間を費やした苦心の作 雑草のように痛みを知る者が書いたレクイエムは優しい心に満ちている あなたも如何3 people agree with this review
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