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Brahms (1833-1897)

CD Brahms.Stravinnsky:Violin Concerts

Brahms.Stravinnsky:Violin Concerts

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  • ★★★★☆ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  01/December/2012

    バッハ、シベリウスなど実に素晴らしい演奏であったことから、ブラームスの協奏曲には相当期待して聴いてみたが、少々がっかりした。上手いんだけどもっと引き締まった感じと重厚さが欲しかった(特に第3楽章)。オケはさすがマリナーだけあって、良い。

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  • ★★★★☆ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  30/September/2012

    薄い、余りにも薄いブラコンである。最善の表現をしても「軽妙」か。オイストラフ・クレンペラー、パールマン・ジュリーニを愛聴していたが、一度対極を経験してみるべくハーンを聴いてみた。中年期の淡白から、いまや枯淡と化したマリナーと小編成オケの組み合わせには正に整合する軽い端整なハーンの弓であるが、それが奏功するのはアダージョのみ。1,3楽章は希釈された炭酸飲料で終始してしまう。結局、アダージョのみをリピートして聴いている。ところが、ところが、ストラヴィンスキーは、この奏者達の薄い、軽い重力感が絶妙に効いた名演である。解説にあるようにハーンが自学研究し、弾きこんだ成果がよく聞き取れるし、マリナーとの分析的な響きはこの曲を初めて聴く者を「嵌らせて」しまうこと間違いなし。要は、ストラヴィンスキーを聞くべきディスクということか。

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  • ★★★★☆ 

    MO  |  横浜  |  不明  |  21/February/2007

    ブラームスの協奏曲は比較的規模が大きい作品だが、このCDでは室内楽の演奏のような印象も受ける。マリナー指揮のオケは室内管ながら大柄な演奏をしている。注目すべきハーンのバイオリンは緊張感、安定感はあるが、ややスケールに欠ける。ハーンはオーケストラと対等に演奏するというよりは、一緒にひとつの作品を作り上げようという気持ちが強いのだろうか。 全体的なまとまりは非常に良いが、もう少しハーンの個性が欲しい。ストラヴィンスキーは完璧。シャープな音楽はハーンに相性が良いと思う。

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