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Hidekazu Yoshida

Books 名曲のたのしみ、吉田秀和 第5巻 モーツァルト-作曲家たち

名曲のたのしみ、吉田秀和 第5巻 モーツァルト-作曲家たち

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    金山寺味噌  |  愛知県  |  不明  |  15/June/2014

    吉田秀和氏の『名曲のたのしみ』書籍化シリーズ最終巻。第1〜4巻までは演奏家中心の構成だったが、この第5巻は「モーツァルト〜作曲家たち」の副題にもある通り作曲家中心の構成である。 西川彰一プロデューサーの前書きによると、当初第5巻は連続放送「モーツァルト その音楽と生涯」のダイジェスト版になる予定だったが、量が膨大すぎて断念したとのこと。結局、全7章の内の第1章をモー ツァルトに割き、第2章以降はヘンデル、バッハ以降の作曲家たちを年代順に掲載している。毎月末恒例だった「私の試聴室」の回で語られた内容が中心である。 取り上げられた作曲家は様々で、ベートーヴェン、ヴェルディ、ワーグナーなどお馴染みの人だけでなく、シュレーカー、カゼルラ、マルトゥッチなど余り馴染みのない人もチョイスされている。演奏家のチョイス でもそうだったが、聴いてて面白いと感じた人は有名無名にこだわらず紹介してきたのが吉田氏である。あらためて知的好奇心の旺盛な人だったんだなと思わされる。また、巻末にはグバイドゥーリナ、ペンデレツ キといった現代の作曲家の名前もあり、現代音楽の推進者としても活躍した吉田氏ならではであろう。

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