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名曲のたのしみ、吉田秀和 第5巻 モーツァルト-作曲家たち

Hidekazu Yoshida

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784058000861
ISBN 10 : 4058000864
Format
Books
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : ■第1章  モーツァルトの精髄 / モーツァルトの精髄/特集・モーツァルト劇場 / モーツァルト短調のピアノ協奏曲 / 没後200年にきくモーツァルトの名演奏 / モーツァルトのおもしろいCD / ■第2章  ドイツ・バロックからロマン派 / ヘンデル生誕300年/バッハ生誕300年 / C.P.E.バッハ/ベートーヴェン没後150年 / シューベルト没後150年/ウェーバー1年早い生誕200年 / メンデルスゾーンの八重奏曲/シューマンの音楽 / シューマン生誕200年 / ■第3章  フランス近代の作曲家 / サン=サーンスとイベール/フォーレの音楽 / フォーレの管弦楽曲/エマニュエル・シャブリエ / ドビュッシー「ビリティスの歌」/イザイの無伴奏ソナタ / ■第4章  後期ロマン派の時代 / ヴェルディ没後100年/ワーグナー没後100年 / グスタフ・マーラー/フーゴ・ヴォルフ / リヒャルト・シュトラウスの声楽曲/カール・ニールセン / フランツ・シュレーカー/マックス・レーガー / アレクサンダー・ツェムリンスキー/ハンス・プフィッツナー / 近代イタリア音楽 / ■第5章  バルトークとストラヴィンスキー、新ウィーン楽派 / バルトーク没後30年/バルトーク生誕100年 / ピアノ編曲できくバルトーク/バルトークのピアノ独奏曲 / バルトーク没後50年/ストラヴィンスキー没後15年 / ストラヴィンスキーの初期作品/アルノルト・シェーンベルク / アルバン・ベルク/アントン・ウェーベルン / ■第6章  ブリテンと英米の作曲家 / ブリテンをしのんで/ブリテン没後10年 / ブリテンの無伴奏チェロ組曲/フレデリック・ディーリアス / エドガー・ヴァレーズ/ジョージ・ガーシュウィン / ウィリアム・ウォルトン / ■第7章  東欧・ソ連の作曲家 / ジョルジュ・エネスコ/カロル・シマノフスキ / ボフスラフ・マルティヌー/20世紀ソ連のピアノ曲 / ショスタコーヴィチのピアノ曲/プロコフィエフのピアノ曲 / プロコフィエフのピアノ協奏曲/ソフィア・グバイドゥーリナ / クシシュトフ・ペンデレツキ / *「名曲のたのしみ」の歴史 / *CD収録内容 (解説のみ、音楽の収録なし)

【著者紹介】
吉田秀和 : 1913年(大正2年)9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した。大仏次郎賞(1975年)、紫綬褒章(1982年)、NHK放送文化賞(1988年)、朝日賞(1990年)、読売文学賞(1993年)、文化勲章(2006年)など受賞多数

西川彰一 : 1970年、鳥取市生まれ。東京大学法学部卒業。NHKディレクター、チーフ・プロデューサーとして、「N響アワー」「クラシック倶楽部」「名曲リサイタル」等、主にクラシック音楽番組の制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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吉田秀和氏の『名曲のたのしみ』書籍化シリ...

投稿日:2014/06/15 (日)

吉田秀和氏の『名曲のたのしみ』書籍化シリーズ最終巻。第1〜4巻までは演奏家中心の構成だったが、この第5巻は「モーツァルト〜作曲家たち」の副題にもある通り作曲家中心の構成である。 西川彰一プロデューサーの前書きによると、当初第5巻は連続放送「モーツァルト その音楽と生涯」のダイジェスト版になる予定だったが、量が膨大すぎて断念したとのこと。結局、全7章の内の第1章をモー ツァルトに割き、第2章以降はヘンデル、バッハ以降の作曲家たちを年代順に掲載している。毎月末恒例だった「私の試聴室」の回で語られた内容が中心である。 取り上げられた作曲家は様々で、ベートーヴェン、ヴェルディ、ワーグナーなどお馴染みの人だけでなく、シュレーカー、カゼルラ、マルトゥッチなど余り馴染みのない人もチョイスされている。演奏家のチョイス でもそうだったが、聴いてて面白いと感じた人は有名無名にこだわらず紹介してきたのが吉田氏である。あらためて知的好奇心の旺盛な人だったんだなと思わされる。また、巻末にはグバイドゥーリナ、ペンデレツ キといった現代の作曲家の名前もあり、現代音楽の推進者としても活躍した吉田氏ならではであろう。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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