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CD Malcuzynski: Emi Recordings

Malcuzynski: Emi Recordings

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    ぬぬぬ  |  不明  |  不明  |  01/November/2013

    東芝EMI時代はマルクジンスキーと称していたが、スペルを見るとlに斜め線が入っているので、ポーランド読みでこれが正しい発音である。この中ではマズルカ集が抜群に素晴らしい。大昔野村光一氏構成のNHKFMの夜番組「大作曲家の時間ショパン」でルービンシュタイン、コルトー、ホロヴィッツなどの列強を押しのけて、テーマ曲に採用されたのが彼の作品24−4。これと作品30−3は特に粘りある独特のルバートが強烈で、ショパンファンには是非聞いて欲しい一品である。彼の芸風は巨匠風でパワータイプなので、指回りの速度と切れはイマイチの所があるが、それに目をつぶればポロネーズや他のショパンも相当すばらしい。後年ポーランド国営放送にも再録音はあるが、これと比べるとかなり淡白であるので、このボックスの時点がベストだったかも。マズルカ・ワルツ等は既出であるが、マスタリングが生々しくなっているので、ダブった方でも買いと思われる。チャイコ以下他の演奏も音質は時代なり以上でがっちりした普通に素晴らしい演奏だが、ショパンと比べるとオマケの感も。内容は大満足だが、旧来のファンからすると箱や盤面のWマークを見ると、相当わびしい感じを受けることだけは否定できない。

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    箕面猿。  |  大阪府  |  不明  |  10/September/2013

    マルクジンスキ(我々LP時代からのファンはこう呼ぶ。たとえその発音が間違っているとしても。)は、英EMI系のLP(HMVとかColumbia)が好きで、ショパンが嫌いでなければ、必ずと言ってよいほどお世話になるピアニストだ。 もちろん、EMIには、SP時代から、コルトー、リパッティ等を初めとする偉大なショパン弾きたちが揃っていたわけだが、両者の録音はさすがに音が古いし、’50年代末〜’60年代のステレオ初期のEMI系ショパン録音といえば、パテのフランソワが何か専横している感じで−と言えばもちろん言い過ぎだけれども、フランソワの個性的すぎるショパンには少々抵抗がある、という人は(私も含めて)結構いるのではなかろうか。 そこでマルクジンスキ様の登場となる。ショパンの母国ポーランド生まれの彼の演奏は、やはりスタンダードな解釈で、安心して聴ける。特にワルツとマズルカは、行間から、苦み走ったビターな大人の味わいを漂わせる逸品。(あくまで、古いLPや、CDを聴いた印象。)協奏曲の2番も悪くない。 一方、ポロネーズやソナタでは、少々技術的な苦しさを感じさせる。そういう意味では、「技術的に完璧」な演奏が好みの方にはお勧めしない。「秋の夜長、じっくりしっとりショパンでも聴き込みたい」という人に、あえてお勧めしておきたい。 なお、余談だが、彼のポートレートは、阪神の加藤というピッチャーに若干似ている、と思う。

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