Ariadne auf Naxos : Arlaud, Thielemann / Staatskapelle Dresden, Fleming, Dean Smith, S.Koch, Archibald, etc (2012 Stereo)
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 17/June/2013
「ティーレマン組」は今年からザルツブルク・イースター音楽祭に引っ越したので、バーデンバーデンでの最後の年の上演ということになる。ティーレマンの指揮に関しては、文句なしの素晴らしさ。彼にはやや不向きな曲かと思ったが、喜劇的な場面もそつなくこなしているし、最後の盛り上げは見事の一語。オケがシュターツカペレ・ドレスデンに代わった効果も間違いなく出ている。しかし、全体としてはどうも気勢の上がらない上演。第一の「戦犯」は面白く見せようと工夫を凝らしてはいるものの、根本的には救いがたく凡庸な演出。終盤の「宙を舞う椅子」(HMVレビューの写真で見られる)はマジで笑えるが、こんなことに金と労力を費やすのなら、アリアドネが死んで生まれ変わるというオペラの本筋をどうしてちゃんと表現しないのか? 歌手陣も主役級で水準以上なのは、コッシュ(コッホ)の作曲家だけ。フレミングはもはや衰えが痛々しい。崩れかかった歌のフォルムを維持するために歌詞が犠牲になっていて、何を歌っているのか判然としない。同じ2012年の夏のザルツブルクで同じ役(オリジナルのシュトゥットガルト版だが)を歌ったエミリー・マギーに完敗。アーチボルトは技術的な切れ味に不足はないが、さして魅力なく、可もなし不可もなしのツェルビネッタ。これなら日本で見られたダニエラ・ファリーの方が上ではないか。ディーン・スミスはどう見てもただの中年オジサン。(演出の責任でもあるが)「若い神」としてのアウラに全く欠ける。4 people agree with this review
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