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Strauss, Richard (1864-1949)

CD Ein Heldenleben, Tod und Verklarung : Francois-Xavier Roth / SWR Symphony Orchestra

Ein Heldenleben, Tod und Verklarung : Francois-Xavier Roth / SWR Symphony Orchestra

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    slave  |  東京都  |  不明  |  19/July/2018

    素晴らしい。今更、ロトを聴いてそんなことを書くのも恥ずかしいと思ったが同様のコメントをここで発見し、ちょっと安心してコメントしたい。私はここで、全く新しいシュトラウスの音に触れた。聴き始めた途端に、そうか、これが長年、シュトラウスに私が求めていた音だったかと納得した。ベーム、カラヤン、ケンペなどのシュトラウスの権威とされている指揮者たちの音は、立ち上がりが重く、音に透明度がないので、オケの細かい部分は、常に音響に埋没してしまう。これでは、大きいオーケストラを使うことが効果を削いでいると感じ続けてきた。しかし、ロトの演奏では、それらの問題点は解決されている。あの複雑なオーケストレーションを楽しめるのは、全く有り難い。ブーレーズも「ツァラ」では、透明な再現をしてくれていたが、いかにも作品への共感が不足していた。ロトは、この英雄の生涯という、往々にして詰まらなく演奏される曲の魅力を教えてくれる。ロト、有り難う!!私はあなたの信者になる。

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  09/May/2018

    極めて遅ればせながら、レ・シエクルとのレコーディングに驚いてモダン・オケとだったらどうなのか、と既に日本のオケをいくつも振っているロトのSWRS とのシュトラウスの吹き込みを聞きました(ほんとに今更ですね)。指揮も素晴らしく、またオケも素晴らしい。このオケに主席として在籍されているトロンボーンの清水真弓さんのブログページ(表紙にこの妙齢の美人奏者のすこぶる格好いい写真がアップされている)によると、このライブではメンバーが体調を崩してエキストラが続出、トラのトラまで出たというが、俄には信じられないハイレヴェルの演奏です。昔のシューリヒトが振っていた時期とはまるで違う。全体の響きもソロもうまい(最後の方で出てくるトロンボーンも例外でない!)。保養地バーデン・バーデンは行ったことがないのですが、フライブルクは行ったことがあるけど、まぁ、片田舎で、そこにこんなオケがあるなんて。しかし、実はそのレヴェルの維持も含めて素晴らしいのはロトの指揮!モダンだからヒストリカルだからというのは殆ど関係ない(ヴィブラートも必要な所はかけているみたいだけど)。音楽的な感興の素晴らしさこそがこのCDの生命です。カラヤンとベルリンとか、ケンペとドレスデンとか、ライナーとシカゴとかのかつての名盤と無条件にタイマン張れる演奏でした。いやはや恐るべし。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  28/February/2017

    ロト=SWRSOバーデンバーデン&フライブルクのR.シュトラウス交響詩シリーズのスタートは足掛け五年前になる その第5集が出た折に第1集から聞き直してみた それがこの「英雄の生涯」で始まる一枚 意外なことに一つの評も掲載されていない 世評に載らずに見過ごされていいものではない コンビ誕生間もない時期でもありオーケストラが充実した響きを奏で颯爽と旅立った感が清々しい 駆け抜けるばかりではない情趣の余韻も長く漂う 交響詩と題した7作品の最後「英雄〜」はR.シュトラウスの人生の自画自賛だが プルグラムの野暮ったさを超えて交響楽としては一級の面白さがあり ロトがこの充実した楽曲から始めた見通しは頷ける 出来る限りヴィブラートを抑えた奏法が貫かれ 演奏に気品と緊張感を保った大きな流れを生み出して曲想を十全に表現し得た 「死と変容」は静謐な音楽として抑制された歌い回しから浄化へと向かいオーケストラをカタルシスへ導いた 一聴をお勧めする 

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