Anna Bolena : Rudel / London Symphony Orchestra, Sills, Verrett, etc (1972 Stereo)(2CD)
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シルズファン | 香川県 | 不明 | 22/June/2010
いやあ、シルズ最高!こうなったら、シルズのベルリーニ、ドニゼッティは全部揃えちゃおう。でも数えるほどしかないんだよね、トホホ。カラスもサザーランドもグルベローヴァもイマイチという私には、シルズは女神様。シルズに恋しなければこのオペラも一生聴くことはなかったかもしれない。もったいない。ここでもシルズの歌は最高に美しい。まず美しくあってのベル・カント。そう思いませんか? イタリア語もわからず、歌詞対訳も見ないので、私はオペラをもっぱら絶対音楽として聴いている。(どのみちオペラの台本など読むに値するものはほとんどない)ひたすらドニゼッティのメロディを中心に聴いていると言ってよい。そのいわば装飾過多なメロディをシルズほど美しく歌ってくれる歌手はいない。私は彼女の声を「濡れた真珠」にたとえるけれども、たとえばカラスは「ダイヤモンド」だとしよう。輝き、強靭、鋭利、誰もがその価値を認める存在。でも、でも、でも、人は価値に恋はしない。いくら「ダイヤモンド」の方が高価だとわかっていても、私は「濡れた真珠」が忘れられない。どこかの山に登って「世界でいちばんキミが好きだ!」と叫びたいほど、シルズを好きになってしまった。長いオペラ人生ではじめてのことである。(言っておくが私はミーハーではない。ミーハーというのは「誰かに夢中になりたい」という気持ちが先で、ターゲットは誰でもいいのである。)はじめてと言えば、私はそれまでひとつのキズでも気になっていた。ソプラノはいいけどテノールがダメとか、歌手はいいけど指揮がダメとか、演奏はいいけど録音がダメ、みたいなことばかり思っていた。なのにシルズに恋してからというもの、彼女以外は少々ヘタだろうが何だろうが許せるようになったのである。これは劇的な変化なのだ。しかしこの盤はヴァーレット、バロウズ他共演者もいい。ありがたや。1 people agree with this review
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chaconne | 大阪府 | 不明 | 08/May/2007
Sillsは、日本では余り話題に上らない歌手だが、実力は第一級の歌手。彼女が録音したDonizettiの女王三部作の中では、やや淡白な印象ではあるけれども、Anna Bolenaが、キャストに恵まれている事もあり、最高の出来栄えを示していると思う。特にGiovannaのVerrettとの二重唱は白熱的名演。彼女の演奏にはCallasとは異なる<念>が込められていて可也聴かせる。Rudelの緊張感に満ちた指揮も素晴らしく緊密なアンサンブルを作り出している。とりわけ1幕最後のコンチェルタートは見事の一言である。1 people agree with this review
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