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Donizetti (1797-1848)

CD Anna Bolena: Rudel / Lso, Sills, Etc

Anna Bolena: Rudel / Lso, Sills, Etc

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    シルズファン  |  香川県  |  不明  |  22/June/2010

    いやあ、シルズ最高!こうなったら、シルズのベルリーニ、ドニゼッティは全部揃えちゃおう。でも数えるほどしかないんだよね、トホホ。カラスもサザーランドもグルベローヴァもイマイチという私には、シルズは女神様。シルズに恋しなければこのオペラも一生聴くことはなかったかもしれない。もったいない。ここでもシルズの歌は最高に美しい。まず美しくあってのベル・カント。そう思いませんか? イタリア語もわからず、歌詞対訳も見ないので、私はオペラをもっぱら絶対音楽として聴いている。(どのみちオペラの台本など読むに値するものはほとんどない)ひたすらドニゼッティのメロディを中心に聴いていると言ってよい。そのいわば装飾過多なメロディをシルズほど美しく歌ってくれる歌手はいない。私は彼女の声を「濡れた真珠」にたとえるけれども、たとえばカラスは「ダイヤモンド」だとしよう。輝き、強靭、鋭利、誰もがその価値を認める存在。でも、でも、でも、人は価値に恋はしない。いくら「ダイヤモンド」の方が高価だとわかっていても、私は「濡れた真珠」が忘れられない。どこかの山に登って「世界でいちばんキミが好きだ!」と叫びたいほど、シルズを好きになってしまった。長いオペラ人生ではじめてのことである。(言っておくが私はミーハーではない。ミーハーというのは「誰かに夢中になりたい」という気持ちが先で、ターゲットは誰でもいいのである。)はじめてと言えば、私はそれまでひとつのキズでも気になっていた。ソプラノはいいけどテノールがダメとか、歌手はいいけど指揮がダメとか、演奏はいいけど録音がダメ、みたいなことばかり思っていた。なのにシルズに恋してからというもの、彼女以外は少々ヘタだろうが何だろうが許せるようになったのである。これは劇的な変化なのだ。しかしこの盤はヴァーレット、バロウズ他共演者もいい。ありがたや。

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