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CD Bruno Walter EMI Recordings (9CD)

Bruno Walter EMI Recordings (9CD)

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  • ★★★★☆ 

    七味とうがらし  |  新潟県  |  不明  |  12/March/2012

    ワルターが欧州で活躍していたころの録音。コロンビアSO.との晩年の録音しか知らなかったワルターの現役時代の演奏を始めて聞くには値段もお値打ちで、うってつけだろう。以前は高額で聞きたくとも買えなかった。 ノイズはそれなりだが、思っていた程聴きにくくはない。 聴いた印象としては、あまりに漠然とした言い方だが、ウィーンの伝統の上にワルターが在る。ということか。ワルター晩年の録音も良いが、Sp時代のワルターもやっぱりワルターなのだ。幸せそうにタクトを振るワルターの姿が目に浮かんでくる。その後の苦難を知っているだけに一層こころに響くのだろう。

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  • ★★★★☆ 

    em  |  愛知県  |  不明  |  26/February/2012

     1930年代の音がこうもはっきり聴こえようとは思わなかった。 勿論最新録音とは全く別物ではあるが。 まだ9番と未完成を聴いたばかりで全部が良い音ではないだろうと思う。  ただ当時のウイーンpoがどんな音を出していたか知りたい方には 安くて良い買い物となる。

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  • ★★★★☆ 

    wakei  |  千葉県  |  不明  |  26/February/2012

     バラではほとんど出ていたものだが、今度まとまってボックス化されたので、早速購入した。まだ全部は聴き終わっていないが、子どものころの思い出が蘇った。実は私が初めてクラシック音楽を聴き始めたときには、まだSPだった。LPは既に出ていたが、家が貧しかったので、昔のレコードをまだ聴いていたわけだ。2、3年たって、LP用のセットを揃えて、LPレコードを買い始めたのだが、その前に聴いていたSPは、トスカニーニ、フルトヴェングラー、ワルター、メンゲルベルクなどであり、とりわけ、このセットに入っているワルターが中心だった。その後、いろいろ聴いたが、ワルター・ウィーンフィルのSPのアイネ・クライネを凌駕する演奏には出会っていない。ここの読者諸氏で、SPを実際に聴いたことがある人は、極めて限られていると思うが、回転数が速いために、ノイズはあるものの、音そのものは、かなり艶があるものだったのだ。久しぶりにこのアイネ・クライネを聴いて、SPの雰囲気がすべて出ているとは思えないが、やはり、演奏のすばらしさはピカ一だと思う。とくにすばらしいのが、メヌエットのトリオだ。  今回初めて聴いたのが、プラハなのだが、これにはびっくりした。ワルターはモーツァルト指揮者として有名だったから、主な曲は、SP、LPモノ(ニューヨーク・フィル)とステレオ(コロンビア交響楽団)と3種類があるのだが、大筋は似た雰囲気をもっており、クレンペラーのように、時期やオケによって、全く違う演奏をしたりはしない。ワルターはアメリカにわたって演奏に変化があったと言われているが、それでもワルターを思わせる部分は変わっていないように思う。しかし、3種類ある39番と41番は、少しずつ遅くなるが、1楽章を比較すると、最大30秒の範囲に納まっている。しかし、プラハだけは、ウィーンとコロンビアで1分半も違う。特に主部の速度がウィーンでは、ワルターとは思えないほど速いのだ。  SP時代の録音は実に多くの制約があったわけだが、テンポの制約もその大きなひとつだったと言われている。SPの録音は、一面が5分だったために、5分ずつ切って演奏して録音したのだが、(ちなみに、本当かどうか知らないが、アイネ・クライネはこの5分の枠に入りやすい曲だったために、SP録音が始まって有名になったのだとか。)コロンビアの演奏だと11分だから2面に納まらない。ウィーンは9分20秒でやっているので、もしかしたら、二面に入れるために急いだのかも知れない。ワルターは、練習よりも、録音の本番になるとテンポが速くなるクセがあったと言われているが、それもこの5分の壁を意識していたのだろうか。  ジュピターは、SPでは、展開部が終了して、再現部になるときに、音階がおりてきて、主題(ド  ソラシド、ソラシド)が帰ってくるのだが、一面の終了が、この(ド  ソラシド、ソラシド)で、2面がまた、(ド  ソラシド、ソラシド)というように、主題から入ってきたので、楽譜の読めない小学生としては、(ド  ソラシド、ソラシド)が2回繰り返される曲なのだと思っていた。LPになって、それがSP特有の録音の制約から生まれた苦肉の策だったことがわかり、昔は録音も大変だったのだと思いを新たにしたことを思い出す。だから、マーラーのライブというのは、SPではかなり奇跡的といってもいいほどの困難を実現したので、このように、残っていること、特にこのマーラーの9番は、ナチの台頭によってウィーンをも追われることになったワルターの歴史的な演奏会なわけだから、本当に貴重な記録といえる。また、ワルキューレは、ナチのために中途半端になったが、史上初めてワーグナーの全曲録音の計画で行われたものという意味でも貴重な記録だ。  音やSPだったものだから、いいはずがないが、聴いているうちに、あまり気にならなくなったのは不思議だ。最初の体験がSPだったからというものあるかも知れないが。  いずれにせよ、世紀の代指揮者ワルターの若いころの演奏で、ひとつの時代をつくったものであり、できるだけ多くの人に聴いてもらいたいものだ。音を考えれば、5つ星は無理だが、歴史的意味と演奏のすばらしさで4つの価値はあると思う。

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