"Die Entfuhrung aus dem Serail : C.Loy, I.Bolton / Gran Teatre del Liceu, Damrau, Peretyatko, Selig, etc (2010 Stereo)"
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ombredouble | 東京都 | 不明 | 08/June/2012
hr mediaからPALで出ていた2004年フランクフルト歌劇場の録画(コンスタンツェのダムラウとセリムのクヴェシュトは同じ)がメジャーどころから出直すのかと思ったら、リセウ再演でがっかり.あの凛とした美しさは、やや崩れたこの再演では見出せない. ロイの演出は長方形の演技スペースの前後に薄く青空をプリントした紗幕、背後の中空にさらに部屋を設え、ドラマと非現実的な浮揚感をうまく紡いでゆく(辛気くさい登場人物の怒鳴り合いもかなり追加されている).登場人物の関係が始めから壊れているような、印象的な舞台だ.演出は概ね同じだが、イェニチェリの合唱の登場場所が舞台上から下手のロージュに変更されていたりする. 2004年のキャストでは弱かった男声陣は良くなったが、反対にブロンデのシェシュティン・アヴェモなど嵌り役だったし、何よりダムラウがもっと若かった.そういうわけで取るべき所は、ボルトンの粘っこく鋭い音楽づくりくらい、という事になろうか. フランクフルトはロイにとって中々落ち着いて丁寧な仕事ができる場所らしく、ゲアハーハーを題名役とし音楽や場面の順番をかなり入れ替えた《こうもり》などかなり面白かったからぜひソフト化してほしい.1 people agree with this review
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