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Wagner (1813-1883)

CD Der Ring Des Nibelungen:Karajan/Bpo

Der Ring Des Nibelungen:Karajan/Bpo

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  • ★★★★☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  10/February/2020

    DECCAのショルティ・ウイーン盤の向こうを張ってDGが切り札のカラヤン・ベルリンを起用した指輪だと学生時代に皆で話題にしていました。 (カラヤンファンには申し訳ありませんが)当時は、まだ超一流扱いではなかったショルティですが、録音・歌手など総合点で、カラヤン盤はショルティ盤に一歩譲ると思います。

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  • ★★★★☆ 

    コッペリウス  |  さいたま市  |  不明  |  26/December/2008

    オーケストラ演奏の充実ぶりだけなら最高の一組である。響きの充実と演奏の質の高さは、さすがにカラヤンでありBPOである。しかし、ショルティ盤やベーム盤から見るといかにも歌手陣が小粒である。ショルティ盤とは違った「指輪像」を確立したかったのだろうが、もう一息及ばなかった気がする。

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  • ★★★★☆ 

    蟹缶  |  長万部  |  不明  |  02/August/2008

    カラヤン流のリリックなワーグナーとしてオーケストラは非常に立派だと思う。ただし当時は優秀なワーグナー歌手が底をついていた時代であって、カラヤン美学を表現出来る歌手が居なかったし、いてもショルティ盤に起用されてしまっていた。それゆえジークムントにもジョン・ヴィッカースのような雑なテノールしかあつらえることが出来なかったのは残念。ただし「ジークフリート」についてはジェス・トーマスは(録音で聞く限り)立派だし、他の歌手も優秀である。これのみ「最高」としたい。

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  • ★★★★☆ 

    和愚練庵  |  東京都  |  不明  |  12/April/2007

    音楽祭とリンクさせながら、充分な練習時間と予算を獲得するという、彼の企画力と実行力の結晶でしょうね。輪廻思想の持ち主である彼が、再びこの世に生を受けてBPOの終身常任指揮者にならない限り、二度と実現できない成果でしょう。ライブなら聞き逃してしまうような、小さな動機すら聞いていてハッとさせられるほど美しく磨きぬかれていて、カラヤンが如何に優れた解釈者だったかを思い知らされます。何度聞いても新しい発見があります。

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  • ★★★★☆ 

    いやみなぶらいあん  |  世田谷区  |  不明  |  27/December/2006

    古い話しになって恐縮だが、Gunslinger氏の16時間も我慢して・・・云々のくだり、いや、少なからずいらっしゃるのだろう。たぶん想像だが、聴こえない音の向こう側を少ない情報から、再創造という行為を聴覚的というよりも音楽的、精神的に行っておられるのだ、と。また、あえて現実を限られた情報世界に限定し、そのなかにこそ遠大なカオスからのワーグナーの精霊の蘇生を見ておられたのかもしれない。カラヤンは、極めて現実的、技術的、私的、そして純音楽的なアプローチで、誰もがなし得ない独自の世界を開陳させた手腕にはかつ目せざるを得ない。

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  • ★★★★☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  19/May/2006

    この当時、つまり「帝王」であった時分のカラヤンの録音ということをアタマに入れて聴いてみて・・驚いた。彼の手腕ならもっとスケールの大きい、気宇壮大な演奏も出来た筈なのに敢えてそれを封印、徹頭徹尾精緻に、一切のケレン味も感じさせず(無論カラヤンにしては、だが)、音を紡いでいく。ショルティ盤のアンチテーゼという意味合いもあるのだろうが、これほど細部まで練り上げられた指環を私は知らない。特に「ジークフリート」は絶品。ただ「神々の黄昏」はもっとパワーを全開にしても良かったのでは。

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  • ★★★★☆ 

    SAM  |  KUMAMOTO  |  不明  |  12/January/2002

    カラヤンはオーケストラ・ピースとしてのワグナー作品に対する時とは少なからずアプローチを変えている.意外なほど淡々とケレン味なくドラマを構成していく.緊密で静謐な印象の「指輪」であり,この長大な作品の,繰り返し聴く録音としては好ましいものに思える.

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