La Traviata: Solti / Royal Opera House Gheorghiu Lopardo Nucci
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 05/March/2021
ライブでこれだけクオリティーの高い演奏をしているのが驚き。 気になったのはアルフレードを歌うロパード。発声がこもりがちなのと、ドラマの中でアルフレードが決め手の場面においてその役割を果たしていないように感じられるのが残念。0 people agree with this review
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いやみなぶらいあん | 東京都 | 不明 | 14/October/2017
ヴィオレッタを歌ったゲオルギューが大成功を収めたコヴェントガーデンでの記念碑的な公演のライヴレコーディング。夥しい録音を残したショルティに取って意外にも初めてのトラヴィアータ。レコード会社の都合もあろうがこれぞというプリマが出てのレコーディングは、ベーレンス登場で行なわれた且つてのカラヤンのサロメを思い出させる。元々イギリスのオケとは相性のいいショルティだが、ここは古巣のオペラハウスということもあり、余裕を持ち万全にコントロールされたオケとコーラス、そしてきびきびとしてアクセントのはっきりした伴奏に乗り歌唱する歌手たち。主役の3人のうちアルフレートのロパードは弱いが次第に調子を上げてゆき、3幕は高揚するゲオルギューに引っ張られて、リリカルな歌唱を聴かせる。ジェルモンのヌッチはベテランらしい味わいがあるがいま一歩の出来。そしてタイトルロールのゲオルギューは、初めから伸びやかな歌声を披露し、劇性のある深い心理描写はまだまだこれからだと思うが、3幕など抑えた中にも細やかな心性を持った柔らかな安定した歌唱を聴かせた。このディスクの主役はゲオルギューよりもむしろショルティで、死去の3年前とは思えぬ生命力に溢れた力強いしかしながら往年の力みが取れた、貫禄の説得力のある指揮ぶりで全体をリードしてゆく。クライバーのようなしなやかさや場面転換の鮮やかさはないが、安定したテンポとアンサンブルで全曲を押さえてゆく。流石にオペラ指揮の経験の豊富な彼らしさだと感じた。ライブレコーディングであるが、プレゼンス豊かなデッカならではの鮮やかなサウンドも素晴らしい。0 people agree with this review
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