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Mahler (1860-1911)

CD Complete Symphonies : Abbado / Chicago Symphony Orchestra, Vienna Philharmonic, Berlin Philharmonic (12CD)

Complete Symphonies : Abbado / Chicago Symphony Orchestra, Vienna Philharmonic, Berlin Philharmonic (12CD)

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  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  25/June/2011

    本盤には、アバドによるマーラーの交響曲全集がおさめられているが、その内容からすると、果たして交響曲全集と称することが可能か疑問である。アバドは、若き頃からマーラーを得意としており、DVD作品を含め数多くの演奏・録音を行ってきている。ところが、その録音の経緯をつぶさに見てみると、必ずしも全集の完成を目的として行われたものではないことがよく理解できるところだ。それは、本全集におさめられた各交響曲の録音時期を見てもよく理解できるところであり、第1番はシカゴ交響楽団との演奏(1981年)に次ぐ2度目のベルリン・フィルとの録音(1989年)、第2番はシカゴ交響楽団との演奏(1976年)に次ぐ2度目のウィーン・フィルとの録音(1992年)、第3番はウィーン・フィルとの最初の録音(1980年)、第4番はウィーン・フィルとの最初の録音(1977年)、第5番はシカゴ交響楽団との演奏(1980年)に次ぐ2度目のベルリン・フィルとの録音(1993年)、第6番はウィーン交響楽団(1967年)に次ぐ2度目のシカゴ交響楽団との録音(1979年)、第7番はシカゴ交響楽団との最初の録音(1984年)、第8番はベルリン・フィルとの最初の録音(1994年)、第9番はウィーン・フィルとの最初の録音(1987年)、第10番はウィーン・フィルとの最初の録音(1985年)となっている。要は、録音年代やオーケストラに何らの統一性がなく、とりあえず交響曲全集に纏めてみたと言った類ものとも言えるところだ。特に、アバドの芸風は1990年のベルリン・フィルの芸術監督就任後、そして2000年の大病の克服後にそれぞれ大きく変化してきており、本盤の全集であれば、第8番については録音自体がなかったということで致し方なかったとしても、第1番、第2番、第5番についてはそれぞれ旧録音を収録すれば、より統一性のとれた全集に仕上がったのではないかとも考えられるところだ。アバドが最も輝いていた時期はベルリン・フィルの芸術監督就任前であり、この時期のアバドは、楽曲の頂点に向けて畳み掛けていくような気迫や強靭な生命力、そして持ち前の豊かな歌謡性が付加された、いい意味での剛柔バランスのとれた名演の数々を成し遂げていた。本盤の全集で言えば、第1番、第3番、第4番、第6番、第7番については、そうしたアバドのかつての長所が大きく功を奏した素晴らしい名演に仕上がっていると言える。もっとも、第9番及び第10番については、マーラーの交響曲の中でも最も奥の深い内容を有した楽曲であり、アバドのこのようなアプローチでは、いささか楽曲の心眼への踏み込み不足の感は否めないところだ。また、アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督就任後は借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するようになり、各楽器セクション間のバランスに執拗に拘るアバドと、カラヤン時代の名うての奏者がいまだ在籍していたベルリン・フィルとの間に少なからず軋轢も生じていたように思われる。そのマイナス要素が顕著にあらわれた演奏が本盤におさめられた第5番であり、これはもしかしたらアバドによるマーラーの交響曲のあらゆる演奏・録音の中でも最も出来の悪いものと言えるのかもしれない。第2番は、ウィーン・フィルとの演奏であることもあって、本演奏の後に録音されたルツェルン祝祭管弦楽団との演奏(2003年)にはさすがにかなわないが、本演奏に先立つシカゴ交響楽団との録音(1976年)と比較すると、アバドの円熟が感じされる素晴らしい名演に仕上がっていると言える。第8番は、合唱付きの壮麗な迫力が持ち味であり、オペラを得意とするアバドにとってはむしろ得意とする楽曲であると言える。それだけに、本演奏においては、この時期のアバドとしては劇的な迫力を有するとともに、雄大なスケールを誇る名演に仕上がっていると言えるのではないかと考えられる。いずれにしても、このように録音時期が異なることに起因するアバドの芸風の変化、また、それによる演奏の出来不出来など、全集としてはかなりの問題を有しているとも言えるが、大半の交響曲については名演と評価しても過言ではあるまい。ただ、全集の価格が11000円というのはあまりにも高額と言えるのではないだろうか。最近では、本全集よりも更に優れた超名演で構成されたテンシュテットによる全集が3000円、本全集よりもはるかに高音質のマルチチャンネル付きのSACDで構成されたジンマンによる全集が9000円であることに鑑みれば、通常盤で、なおかつ演奏に出来不出来がある本全集が11000円というのはあまりにも法外な価格であると言える。本全集におさめられた各交響曲の演奏の中で、第2番については現時点では単独入手が困難であり、名演であることに鑑みれば希少価値があるとも言えるが、それでも第2番を聴くだけのために11000円もの大金を支払うクラシック音楽ファンがどれだけいるのか大いに疑問だ。以上の点を総合的に勘案して、本全集の評価としては★4つとさせていただくこととしたい。

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  • ★★★★☆ 

    ddd  |  福井県  |  不明  |  19/October/2010

    今のところ、ウィーン・フィルの交響曲第9番は、この全集でしか入手できないようですね。ライブ特有の緊張感、集中力が最後まで途切れません。終楽章にいたっては、あまりの繊細さ、美しさに、ウィーン・フィルならではと、聴く者を納得させてくれます。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  16/May/2010

    アバドのマーラーは、この全集にない古いものや新しいものもすべて持っているので、あえて小生は買わないが、ラインナップとしてはまずまずだろう。全集をそろえる人のファーストチョイスとしては悪くない。しかし、あえて「まずまず」としたのは、類似の商品に比べ値段が割高でコストパフォーマンスの問題があるうえ、Csoとの復活や巨人という名演が入っておらず、せめておまけで加えても良かったのではないかと思う点だ。ご存知の通り、アバドは青年壮年期には、若々しい自己主張あふれる演奏だったが、晩年になり、自らの主張は消し去り(良きも悪しきも)作品に語らしめるかのような枯れた境地に変貌を遂げている。ここではその中間期に当たる80年代後半から90年代前半のものが多い。どうせなら、プライスダウンしたうえで、CSOとの復活・巨人の録音や最近のBPOとの3番や9番も加えて、アバドのマーラーが網羅された全集にしてみたらヒット商品になるのではないかと思う。マーラー生誕150年の年だから、期待していますよ、DG=ユニバーサル様!

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  • ★★★★☆ 

    あざらっしー  |  小野田市  |  不明  |  29/December/2008

    1番5番8番など、ライブ系とそれ以外とを同次元で論じることは、ことアバドに関しては正しくない。スタジオ録音は、指揮者の個性を克明にディスクに刻むことを目的としたものだし、ライブ録音は、その場のクウキを惹きつけることが目的なのだから。そういった意味で、そもそもこの全集は全集としての意味を持たないが、ただ聴きやすい高水準な演奏群であることは間違いない。間違いといえば、2番をウィーンpoにしたのは、完全な間違いだったと思う。

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  • ★★★★☆ 

    フルーツポンチ  |  Shizuoka  |  不明  |  08/December/2008

    [[全集]]として商品化するなら、「旧全集」「新全集」と2種類に分けるべきだろう。(新全集は「復活」だけウィーンフィルになってしまってバランスが悪かったり、8番はダブっていないので双方同じ演奏が入ってしまうが仕方ない) いずれにしろ2種類はまったく違ったマーラー解釈になる。 個人的には旧全集は「最高」、旧全集は、、、いまいちとOKの中間くらい。平均してまぁまぁ「すばらしい」が妥当だろうと思う。

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  • ★★★★☆ 

    ジョックン  |  静岡県  |  不明  |  07/April/2007

    1番と2番が、シカゴ響盤だったら、言うことなく「最高!」だったのにと惜しまれる。 この全集の目玉は、7番と9番、それから10番のアダージョであろう。 個人的にはバーンスタインの新盤を例外とすれば、ファーストチョイスとして挙げたいマーラー全集です。

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