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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 03/October/2013
人間の声は基音と倍音によって成り立っている。古来より合唱の際などに、本来聴こえるはずのない高音域の声が反響するのを「天使の歌声」と称していたらしい。本当にいい声の持ち主は、この倍音を豊かに響かせることが出来るのだが、井上さんはそういう声質を持ち合わせているのではないか。これは僕の勘だが、恐らく、マイクを通さない普段の地声自体が綺麗なはずなのだ。そこで是非実験して欲しいのだが、倍音を活かすためには、極力アンプなどの電子機器を使わないほうがいいので、可能な限りアコースティックな音作りにしてみては如何だろうか?何故なら、電子機器の多くは倍音を捉え切ることが出来ないから。だからピアノも電子ピアノではなくグランド、もしくはアップライトの方がいい。それから、録音するときも残響が1,5秒前後あるホールを使うのを勧める。残響を活かすためにややテンポも遅めにする(勢い余ってテンポを上げると、響きがダマになり、せっかくの倍音が死ぬ)。そうすると、多分「天使の歌声」なるものが“響きの帯”として現れてくるはずだ(この論理の極みが、セルジウ・チェリビダッケの『音楽の現象学』)。編集の際も、極力イコライジングは避けた方がいい。継ぎ接ぎなどは以っての外で、井上さんの真骨頂はライヴにあるのだから、スタジオテイクも一発撮りがいい。どうしてもリテイクを複数繋ぎ合わせる必要があるのならば、グレン・グールドの「パルス理論」を採用して、有機的に結合させたほうがいい(グールド研究の第一人者、宮澤淳一の書籍が参考になる)。何だか注文だらけになってしまったが、伸びシロはそこにあると思う。頑張れ!1 people agree with this review
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