Comp.Symphonies: Zinman / Zurich Tonhalle O Etc (+Dvd)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 12/January/2014
個別に聴いた時には多少の不満を感じましたが、全集として集中的に聴いてみると出来栄えのアベレージの高さに感服いたしました。しっかり手綱を引き締めてゆくジンマンさんの指揮、確かな腕前でそれに応えるオーケストラ。ミクロからマクロまで細心の注意できちんと再現されてゆく、基本はスリム&クールの姿勢です。但し、知・情・意の「情」がやはりもう少し欲しいというのが個人的な希望であります。曲想が表わす気分、それがうまく出ないと「感動」には結びつかないのだなあ。文句なしの名演は第1番・第4番・第8番。秀演は第2番・第6番。問題ありは第3番・第7番。第10番はカーペンター版の使用という大失策により、問題外。カーペンター版は聴こえる音がマーラーの響きではない。ジンマンさんはどうしてこの版を選んだのでしょうか?理解に苦しみます。さて、この全集の特徴は最優秀の録音。左右への拡がりと前後の奥行きが見事に再現され、楽器の音色やバランスも完璧に聴き取れる究極の録音であります。といふことで、「最高」の域には達していないかもしれませんが、メリットの多い、優れた全集でしょう。2 people agree with this review
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エーテルの風 | 長野県 | 不明 | 15/December/2011
全集としてとてもまとまりがよく、一貫した姿勢が感じられる。客観的には最高評価を付けたいところだが、6番(とたまに8番)以外は、個人的にはあまりしょっちゅう取り出して聴きたくなるようなタイプの演奏ではない。 素晴らしいマーラー全集と言えば、バーンスタイン、アバド、シャィーなどが思い浮かび、そしてこれは個人的意見だが、彼らのマーラーの中では6番のみ不満足である。要するにジンマンの場合とは真逆なのだ。もしかしてジンマンそのものが、マーラーに向いている指揮者ではないのかもしれない。2 people agree with this review
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masato | 新潟県 | 不明 | 31/October/2011
全集に関しては,しばらく前まではバーンスタイン(新盤)とインバルが両極にあり,バーンスタインこそマーラー!が続いてきた。その中間という中途半端な位置にテンシュテット,ベルティーニがおかれていた(ただしテンシュテットの1番の旧盤は絶品!)。そこへシャイーが現れ,ラトルへの不完全燃焼間を払拭し,新しい魅力に気付かさせてくれた。なんて美しく,シャープなマーラー…!新時代の到来だった。自分のマーラー体験は,この3つ巴状態がずっと続くんだろうなとしばらく思っていたところへ,M.T.トーマス…!自分が望むもの全てを詰め込んでくれているかのようなマーラーだった。おそらくトーマスのマーラーを超えるものは現れまい!「トーマスのもの以外はマーラーを聴いてはならない」と言われたとしても「はい。そうですか」とあっさり言えそうなほどの存在感。その直後であるから,ジンマン盤には少し不利な状況…。ただ,決して悪い全集ではない。それどころか,“正室トーマス”には届かないにしても,昔感じたシャー盤への感動を,更に深めた感じで与えてくれたし,“愛すべき側室”の位置を占めるほどだ。それにしても,様々なマーラーを聴けるようになった…非常に嬉しい。7 people agree with this review
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ロマン派 | 新潟県 | 不明 | 10/August/2011
2.6.7.8.9.番は演奏も録音もよく特に2と9は同曲の最高傑作といってもいい。 2番はオケの音がピシッと決まっており、あいまいさが全くなく気持がよいし、合唱のキレもいい。9番も楽器の音がひとつひとつ丁寧に聞こえ、全体的にやわらかめでしっとりとした音が9番らしくよい。 上であげた2.6.7.8.9.番は音もよく、ホールトーンも表現したというSACDの実力を感じさせる名録音だとは思うが、5番などはそのホールトーンがですぎたのか、残響ばかりで芯のない音だった(演奏もあまりよろしくない)。 10番などは演奏がいいとか悪いとかいう以前にカーペンター版自体に問題があると思う。特に終楽章の始まるときに、ドォン、というティンパニ?があるが、この演奏ではキレがまったくなく、ォォオン、というような残響できかせているような音を出していたのがきになった。 しかしながら、演奏に不満があったのはごくわずかであり、全体の演奏水準はかなりよい。SACDの高音質録音で8000円ぐらいだったらコストパフォーマンスは高い。3 people agree with this review
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淳メーカー | 愛知県 | 不明 | 19/June/2011
分売当時から数えると、各曲3〜4回聴いております。マーラー好きの私でも、さすがにマーラ−全集をそんなに聴いたのは初めて。レニーやテンシュテットなら1回で分かってしまう。もちろん大いなる感動を伴ってですが。 1回目:薄味の軽いマーラーだなあ、もう聴くこともないだろう。録音が良好で何か気になるところがあったので・・・2回目:こういう演奏を透明度の高い分析的演奏というのだろうか・・・3回目:重苦しくない蒸留水のようなこういうマーラーもありだな。という具合で3番、9番は2週間で4回聴くこととなりました。否定するのは簡単でしょうが、従来のマーラー像の対極にある表現として、ひとつの地位を確立していることは確かでしょう。3 people agree with this review
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amnesia164 | 千葉県 | 不明 | 02/May/2011
これはSACDとのハイブリッドなのだが残念ながら私はSACDプレーヤーを 持っていない。 しかしCDとして聴いても非常に音がよい。 さらにジンマンの演奏が遅めのテンポで細部までよく見渡せるような演奏と なっている。 マーラーがスコアに示した音楽の構造を掴むのには非常にすぐれた演奏だと 言える。 しかしこの演奏が心に浸み込んでくるかといえば、そうは言い難い。 マーラーの作品は大変長大であり、いろいろな要素を含んでいると思う。 だから個々の指揮者が表現するものはマーラーのある一面に過ぎないの だと思う。 この演奏からはマーラーの交響曲の構成美を味わうことができるが その分マーラーの情念的なものは希薄になっている。 マーラーの音楽は奥が深い。1 people agree with this review
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