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Mozart (1756-1791)

CD Piano Concerto, 8, 10, 12, 15, 21, 22, 23, 24, 26, 27, : Casadesus(P)Szell / Ormandy / +quintet (5CD)

Piano Concerto, 8, 10, 12, 15, 21, 22, 23, 24, 26, 27, : Casadesus(P)Szell / Ormandy / +quintet (5CD)

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    alouetlejeune  |  福岡県  |  不明  |  25/November/2015

    CasadesusとSzellの21番が最高に好きなので、このコンビのモーツァルトは 聞き逃せないと思い注文しました。 このコンビ以上の21番はあり得ないと思います。 とくに第2楽章の透明感、美しさ、オケとピアノの完璧な一体感は 何物にも代え難い。木管とピアノが一体となって枯れ葉がひらひらと落ちるのが 目に見えるようです。 リヒテルファンなのですが、こういうフランス的な節度のあるモーツァルト は自分にとって理想的です。 実はカザドゥジュの30枚組のCDをすでにもっているのですが、 17番と23番がなので新たに注文しました。 セルも大好きですし。 最初に21番を聞いたのはレコードでずっとCDも探していました。

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  • ★★★★★ 

    JS  |  福岡県  |  不明  |  17/July/2012

    以下の文章は、ピアニストの深沢亮子さんのエッセイからの一節。カサドシュのモーツァルトを聴いていて、ふと思い出したので、少し長いけど、ご紹介します。 「(モーツァルトの)作品を演奏する場合、明快、シンプルであるために弾き易そうに思えるが、実は、一寸の油断も出来ないほど、あちこちに落とし穴が隠されている。表現はのびのびとしていなければならないが、表情が多すぎると品格に欠け、少なすぎると平板になってしまう。曲全体を見通し、微妙なニュアンスやアーティキュレーション、アゴーギック、間、音色などに気をつけながら、たえず、流麗さや軽快さ、うたうこと、緊張感などに心を配る。しかもそれが作為なく、何もかもが自然に、そして生き生きときこえるように弾かなければならないのだ。健康的で、よいセンスと即興性、しなやかで自由であることなどがモーツァルトを弾くときの理想だと私は考える。……モーツァルトにはすべてを受け入れる愛があるとおもう。心の奥底に神に対する絶対的な信頼の気持ちがあり、それが彼の内面を強く支えていたのだろう。謙虚な心が苦悩を乗り越えたときにのみ往きつくことの出来る、真の平安、そこからにじみ出る単純さ、それを彼は幼いころから無意識のうちに己のものとしていた。それ故に、彼はどんな過酷な運命に遭遇しても、ほほえみを忘れることがなかったのだろうし、また、その作品を聴く私たちの心をほぐし、高め、慰めてくれるのだろう。」 あ〜 やっぱりプロの演奏家はすごいなあ、と感心しながら読んだ深沢亮子さんのエッセイであり、またカサドシュ(そしてセルの)演奏でした。

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  • ★★★★★ 

    セクスィー部長代理  |  千葉県  |  不明  |  22/August/2011

     LP時代以来の愛聴盤でしたが、まとまって廉価で出るというので先日購入しました。ペライアやバレンボイム・ECO、ブレンデル、アシュケナージ、内田、はたまたゼルキン・アバド等、学生時代の一時期モーツアルトのピアノ協奏曲をむさぼるように聴いていた時期がありました。吉田秀和先生が御褒めのペライアはもちろん悪くは無いのですが、私には美しすぎて近寄りがたい演奏です(今でも)。その他も美しく洗練されている演奏ばかりですね。  その点、カサドシュは近くでモーツアルトがささやいてくれているような演奏で、温かい親しみを感じるのです。特に17番や27番はお気に入りです。また26番のカデンツァで16番のテーマを織り込んでいる等、16番好きとしてはうれしいのですが、カサドシュで16番全曲が聴きたくてしょうがなくなるのです。録音はしていると思いますので関係者の方よろしくお願いいたします。  最後にセルの伴奏は?悪かろうはずはありません!

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  19/August/2011

    カサドシュのピアノの音は一つ一つが真珠のよう。セル&クリーヴランドのサポートも完璧だ。

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  • ★★★★★ 

    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  20/April/2011

    まるでスピーカーから音符が出てきそうなくらい譜面に書いてある情報を100%音にして再現しているのがわかる「完璧主義者」セルの恐ろしいほど緻密な演奏にカサドシュの滑らかで柔らかく軽快なタッチの美音が自在に転げまわる。なんて楽しいモーツァルト!実演は一過性の「一期一会」の美学がありCDには繰り返し聴くに耐えられる「完璧性」の美学がある。なぜこのセル&カサドシュ盤が「決定盤」の名を欲しいままにしているのか聴いてみて素直に納得できた。CD鑑賞が好きな人はもう絶対マストアイテムですよ!

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  • ★★★★★ 

    アルマ  |  神奈川県  |  不明  |  19/April/2011

     演奏の素晴らしさは他の人に任せて、今回のリマスタリングにより演奏の魅力がさらにアップしている。私はハスキルばりのカザドのモコモコした音が大好きで、かつてのLPより鮮明度は格段に増しているしセルのクリーヴランド(コロンビアも実は同じオケ)の弦楽器の内声部の克明な響きは今日的水準からみてもまず他では聴けない。  あまりに素晴らしいので頬が緩みっぱなし!

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  • ★★★★★ 

    かんたあびれ  |  神奈川県  |  不明  |  13/April/2011

    素晴らしい演奏だ。凛として清々しいカサドシュのピアノ、引き締まっているが冷たくならないセルの指揮。モーツァルトの音楽が滔々と流れている。幸福な時間が保証されている名盤中の名盤。

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  • ★★★★★ 

    K111  |  千葉県  |  不明  |  09/April/2011

    カサドシュのピアノ、セルのバックともに素晴らしいです。流れるような演奏で滞るところがないのに感心させられました。音質もクリアで拡がりと温かみがあります。このコンビで20番(ステレオ)、25番も残してほしかったです。このセットを買って良かったです。

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  • ★★★★★ 

    ハイエク  |  神奈川県  |  不明  |  04/April/2011

    これは懐かしい大好きな演奏です。 セルのパックも素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    くさくさ星人  |  千葉県  |  不明  |  20/March/2011

    21,24,25,27番は既に所有済。21,24番はCD・LPのダブル所有。個人的な感想ですが、21番は最高の名演ですね。特に第3楽章の颯爽とした表情・自由自在の緩急、素晴らしいですね。何度聴いても完璧。これ以上のモーツァルトがあるのでしょうか?今回発売のセットは24ビット録音ということで非常に楽しみです。カサドシュの「コロコロ」したピアノの粒立ちの良い音色が鮮明に再現されれば幸せですね。

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  • ★★★★★ 

    京都のタケさん  |  京都府  |  不明  |  13/March/2011

    ここ十数年間で、このコンビのモーツァルトは、それなりにリイシューされていたけど、16bitマスタリングばかりで、最近やっと、20番21番がDSDマスタリングで出た程度。 このコンビの代表盤は、個人的には、17、18番だと思うので、それと2台、3台の協奏曲が出ないことが大いに不満だった。 やっと、一番録音が新しく、コンビの息もあった、17,18番を、いいマスタリングで聴けると思うと、頬がゆるんでしかたないw それに、カサドシュ親子の和気藹々とした、3台のための、それに、ソナタNo.12や五重奏曲までカップリングとあっては、もう、墓場に持っていくCDは決まったようなもの?(これこれw

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  • ★★★★★ 

    盤捨印  |  東京都  |  不明  |  25/February/2011

    単品で何枚かそろえた後、ダブりを承知で4枚組入手。しかし今回の掘り出し音源と価格の安さは何なんでしょう! 世間的に評価の高いモーツァルトの演奏を並べてみると、それははさながら金魚の品評会。尾びれが一番長いのはどれか…一番目が飛び出たのはどれか…。そんな異形の品評会と無縁の唯美的なモーツアルトを聞かせてくれるのがこのカサドシュの演奏。ロココと言えばそれまでなのかもしれませんが、スタイルを超越した普遍性を獲得した名演ではないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  15/February/2011

    セルとのモーツァルトは87年に4枚組で発売されたが(1万円)、内田とテイトのチクルスが進行中で、さらにブレンデル、アシュケナージにシフも加わり百家争鳴。ソニーもぺライア売出し中ということもあり、手は伸びたものの買えずじまい。まあ昔、良く聴いたということで、いつかは入手しようと思っていただけにラッキー。5重奏などのおまけも、単売で入手できなかったのでラッキーの二乗。ところで録音は全てクリーヴランドのセヴァランスで行われているので、「コロンビアso」となっているのもクリーヴランド管だとか。「契約で59、62年はCSの名称が使えなかったと」いう話を聴いた直後に、某放送局で某評論家が「コロンビアをクリイブランド(発音のまま)に変えたセルの力量は計り知れない」と。どちらが正しいのか、わかりませぬが、知らぬが仏でござります。

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