Requiem : Savall / Le Concert des Nations, La Capella Reial de Catalunya, Figueras
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avocado | 不明 | 不明 | 10/March/2021
1992年のリリース時に初めて聴いたときは随分淡白な演奏だと感じたけれど、あれから30年近く経ち、もっともよく聴いてきたモーツァルトのレクイエムは、このサヴァール&ル・コンセール・デ・ナシオン盤でした。感情過多なバーンスタイン&バイエルン放送交響楽団盤とは対極的な表現で、悲しみに静かに寄り添ってくれる演奏です。アンサンブルのレヴェルが高く、フリーメーソンのための葬送音楽からのつながりも美しい。くり返し聴きたくなる大切な一枚。0 people agree with this review
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銀蛇亭 | 福島県 | 不明 | 10/July/2011
いわずと知れたサヴァール盤(初発売は仏アストレ)の再発です。優良レーベル、アリア・ヴォックスからSACDで登場。確かに音質向上しています。さすがに旧盤もアストレだけあって、ライヴながら腰のある良い録音でしたが、今回は旧盤の前へ出るキツさがとれ、合唱に奥行きと透明感が加わり、教会の空間が美しい残響とともに聴きとれるようになりました(ちょっと上品すぎるかも)。独唱のフィゲーラスはやはりいいですね。独特の節回しに魅了されます。サヴァール盤愛聴かつSACDプレーヤー使用の方は買い直してもよいでしょう。2 people agree with this review
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淳メーカー | 愛知県 | 不明 | 18/June/2011
今やモツレクも古楽器演奏の時代。ベームやケルテスやクリップスは最近棚から取り出す機会が減ったなあ。父ヤンソンスのはたまに聴いておりますが。サヴァールのこの演奏は、テンポや表現性で好悪が分かれるところであります。しかし聴けば聴くほど味わいが出てくる名演だと思います。併録の葬送音楽はひなびた音色が、悲しみを増幅させる出色の演奏。3 people agree with this review
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