Requiem : Giulini / Philharmonia & Choir, L.Dawson, Van Nes, K.Lewis, Estes
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くまたろ | 東京都 | 不明 | 13/March/2015
安心感につつまれる演奏。ゆったりした流れのなかで静かな祈りを感じさせてくれる。0 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 20/June/2009
このオーケストラ、コーラスとは本盤収録年1989年に先立つ約10年程前に一度録音しており今回は独唱者・・・あまり私は知らないメンバーですが・・・を変えての二度目です。ゆったりと決して厳めしくなく何となく肩の力を抜いた演奏となっています。マァ、ジュリーニもこの時75才でもあるのか過去の自分の経歴を振り返る様に流れる感じで聴きました。独唱者でトップバッターのソプラノ(リン・ドーソン)は勿論私は知らないのですが結構健闘していると思いました。第1楽章のキリエフーガに入る前の「安息・・」での終わり方は正に安息を感じさせ彼らしい指揮ぶりです。又あのラクリモザも悲痛がらず歌うように終始しそれはそれで方向感が分かります。正直キリッとハラハラした生々しさには遠いかも知れませんがムード調にも陥らず一つの演奏スタイルなのでしょう。3 people agree with this review
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古渡 弁蔵 | 北海道 | 不明 | 28/April/2009
すばらしかった。晩年のジュリーニはテンポが気に入らず、あまり好んで聴かなかったが、図書館から借りてこのレクイエムを聴きましたが、実によかった。作為はなく、ただ音楽が流れるだけであるが、そこには心に訴えかけるものがたくさんあった。この作品の本質・すばらしさがそうさせたのであろうが、ジュリーニの実力でもあると考える。ベームとはひと味違った名盤である。3 people agree with this review
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KS | 兵庫 | 不明 | 31/December/2007
暖かさと慈愛の感じられるすばらしいジュリーニのレクイエムで、何度聴いても飽きがきません。2 people agree with this review
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おじじ | 東京 | 不明 | 01/April/2007
重苦しい78年の演奏とは全く 趣を異にします。荘厳なドラマを繰り広げるわけでもなく、悲痛な悲しみを訴えるわけでもない。しかし聴き進むほどに、深く心にしみ入り、優しく心を癒してくれます。これこそモーツアルトの音楽ではないかとすら思うほどです。聴いている途中、テンポが遅くて、こちらが息切れしてしまいそうなところがいくつかありますが、このこと以外は申し分がありません。ついでに云えば、録音が大変巧み。オケと声部のバランスが絶妙で、声部がよく聴き取れます。私の愛聴盤になりそうです。0 people agree with this review
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肉ポエム | 東京 | 不明 | 31/May/2006
レクイエムは当然のことながら宗教曲である。宗教の強さ、言うなれば確信を持って正義を叫ぶ心(時にはそれは暴力的なニュアンスすら感じさせる)が必要となる。このジュリーニの録音はその点の強度が不足している。純音楽的といえば聞こえは良いが、それはレクイエムの持っている悲痛、絶望、慈愛などといった諸要素を削ぐ結果となってしまう。もっと劇的な表現をぼくは望みたい。ただ、消え入りそうな「涙の日」は美しい。0 people agree with this review
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ヴァイオリンぱぱ | 茨城 | 不明 | 04/May/2005
ベーム(VPO)をずっと聴いてきましたが、べームのどっしりとした男性的なレクイエムとは違い、暖かみのある、優しい響きに満ちあふれた良い演奏です。合唱団やオケはベーム版が上かも(?)。しかし、暖かいモツレクもとってもすばらしく、時々聴き直したい1枚です。1 people agree with this review
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