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Mozart (1756-1791)

Hi Quality CD Sym, 29, 31, 36, : Klemperer / Po Npo

Sym, 29, 31, 36, : Klemperer / Po Npo

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  15/July/2012

    最近クレンペラー指揮のモーツァルト交響曲第29番とシューベルト交響曲第4番「悲劇的」の収録盤を聴く機会があって彼の存在感の大きさを再確認させられた状況の私であります。本盤は前者の収録に係わったものですが1965年クレンペラーが丁度80歳の時NPHOを振っての第29番(タイム@8’45A8’09B3’20C4’57)演奏で実に悠然と貫禄ある処を見せています。この曲は所謂モーツァルト後期交響曲集とは少し距離感のある位置づけなのですが同じく十代で作曲された例のト短調第25番交響曲と並べてアインシュタインは「一つの奇跡」とまで評した曲でクレンペラーは本演奏の他にも結構録音を重ねている事が特記されましょう。第1楽章簡潔なテーマをゆっくりとしかもしっかりと提示して骨格の頑丈さが何か揺るがせにさせない堂々さに繋がっている様です。第2楽章での低音弦サポートでの武骨さはふと優しさを垣間見せます。ゆっくり目の第3楽章は自然骨太感を帯びて来ますがちゃんとメリハリはつけており最終楽章での管楽器の強奏扱いにも結びつき活き活きとした〆にたどりつきます。正に晩年巨匠の至芸演奏で最近数捨てる程あるトレンディ演奏とは峻別されるべきなんでしょうが一方では果たしてこの様にこの曲を重厚に演奏するのが作曲事情から適っているのかともふと思ったりもしました・・・。参考までに他のクレンペラー指揮の第29番をメモしておきますと1950年ベルリンRIASSOタイム@8’31A5’30B3’27C3’52、1954年PHO@8’43A8’03B3’12C4’44、1956年バイエルンRSOライブ@8’22A7’56B3’05C5’14、1956年ベルリンRSO@8’29A5’24B3’28C4’04、1957年ケルンRSOタイム未確認、1964年BPOライブ・タイム未確認、1966年NDRSO@7’54A7’43B2’56C4’22といった具合です。1963年PHOを指揮しての第31番「パリ」(タイム@8’02A6’42B4’04)も第1楽章から堂々とした重厚さの中に華麗さも味わえ格調の高さがあります。中間楽章はゆっくりとしたアプローチに後期交響曲の様な貫禄をつけています。最終楽章での管楽器の浮き立たせ具合はすっかり今申し上げた後期的扱いに・・・。第36番「リンツ」は1956年収録でタイムは@9’52A6’35B3’12C7’13とテンポ感は曲自体からも前二曲よりは早め?本盤収録曲の中では一番古い録音なのですが私程度の者には全く音質上支障なく聴こえ演奏もモーツァルトの愉悦そのものであります。第4楽章の躍動感が非常に良く表現され天にも昇るような気分に近いですね。流石後期の曲だけに構えを大きく捉えているのが特徴であります。この「リンツ」交響曲にもクレンペラー別演奏盤がありますが省略して本盤は第29番に焦点を合わせました、フォーマット向上による音質が期待されます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)。

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  • ★★★★★ 

    ワレンペラー  |  広島県  |  不明  |  09/August/2011

    第29番は巨匠の十八番だが、録音も含めこのステレオ録音がベストだろう。ゆったりと重厚な演奏だが、決して濁らず響きがクリアなのがいい。第31番も同様に、巨大ながらリズムが死なず、躍動感あり素晴らしい演奏。36番リンツは一転、壮年期の名残を感じる快演。第1楽章主部に入るやいなや、シューリヒトも顔負けのスピードで駆け出すが決して軽くならず、骨太で逞しい。終楽章も爽快感が素晴らしいが、中間楽章はやや表情が冷たい。音はHQCD化で気持ち透明度UP。ちなみに50年にVOXへ録音したリンツはこれを上回る激演で一聴の価値あり。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  02/January/2011

    何よりも第29番が素晴らしい。録音も、本盤の中では最も新しい1965年の録音であるが、クレンペラーの最晩年の至芸を味わうことができる超名演だ。ゆったりとしたインテンポによる演奏で、作品の内面に沈み込んでいくような深沈とした味わいが見事であるが、その堂々たる進行の威容は、あたかもベートーヴェンの交響曲を演奏するかのような雄大なスケールを誇っていると言える。木管楽器の活かし方が、いささか度が過ぎる箇所がないわけではないが、これだけ第29番の魅力を満喫させてくれれば文句は言えまい。次いで、第31番を採りたい。モーツァルトの中期の作品を、これだけの極大なスケールで指揮した演奏は皆無。クレンペラーは、同曲が中期の作品という位置づけに拘らず、後期の作品と変わらぬアプローチで指揮をしているのだ。したがって、その壮大なスケール感においては類例は見ないが、いささか重々しく感じる箇所もないわけではない。リンツは、本盤の中では、最も古い録音(1956年)であるが、前作の同時期の録音である第25番とは異なり、ここには、最晩年のクレンペラーの芸風の萌芽があらわれていると言える。モーツァルトを聴くというよりは、ベートーヴェンの初期の交響曲を聴くと言った趣きであるが、その内容の深さや壮大なスケール感においては、群を抜いた名演と高く評価したい。HQCD化によって、音質が鮮明になったのは素晴らしい。

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