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Mozart (1756-1791)

CD Requiem: Solti / Vpo Auger Bartoli Cole Pape Konzertvereinigung

Requiem: Solti / Vpo Auger Bartoli Cole Pape Konzertvereinigung

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  • ★★★☆☆ 

    望月ハルヒ  |  愛知県  |  不明  |  30/October/2012

    モーツァルトが完成させることができなかったこの《レクイエム》。 彼の死後、妻のコンスンツェは宮廷作曲家のヨーゼフ・アイブラーに補筆を依頼しました。 アイブラーは受け取ったモーツァルトの絶筆楽譜に直接書き込みをして完成を目指しましたが、結局途中で放棄してしまい、楽譜を返却します。 結果的に、この作品を完成させたのはモーツァルトの弟子のジュスマイヤーで、彼は師匠が書き残した音符だけを写し取った写譜を基に補完を行なったのです。 よって、現在「ジュスマイヤー版」として知られる、最も演奏機会が多いこの版にはアイブラーの手は加わっていません。 ジュスマイヤー版に対する批判は彼の生前からあったわけですが、それに対する回答の一つとして、アメリカの音楽学者H.C.ロビンス・ランドンが「アイブラーの書き込みがある部分は復活させて尊重し、ない部分はジュスマイヤーの補筆を使う」という「ランドン版」を作りました。 このCDは、そのランドン版による演奏です。 興味深い反面、ライヴ録音につきまとう傷が多いことが欠点であるため、星3つです。 スタジオ録音で、完全な「ランドン版」が聴ける日を待っております。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  25/January/2011

    モーツァルトの没後200年の命日のミサの貴重な記録である。この記念碑的なミサの指揮者を託されたのがショルティというのは、当時のショルティの置かれた立場がよくわかって大変興味深い。本盤の2年前にはカラヤン、そして1年前にはバーンスタインが鬼籍に入っており、仮に両者が生きていれば、先ずはカラヤン、そしてバーンスタインが、その指揮者に選ばれたことは必定であるからだ。ショルティとウィーン・フィルの相性は最悪だったということであるが、この記念碑的なミサの指揮者として、アバドやムーティなどでは役不足ということであったのだろう。しかしながら、ここでのショルティは、極力自我をおさえて、抑制的な指揮を行っている。いつもの力づくのショルティは影を潜め、むしろ、ウィーン・フィルの演奏にあわせているような印象を受ける。聖シュテファン大聖堂の残響をも意識しているかのようで、若干の早めのテンポとオーケストラの最強奏の可能な限りの抑制が、けがの功名とも言えるかもしれないが、近年の古楽器奏法に通じるような新鮮な音楽の構築に繋がっているとも言える。ショルティが、このような演奏様式を意識的に行ったのかどうかはわからないが、本盤を聴く限りにおいては、ショルティの新境地と言ってもいいのではないだろうか。合唱団も独唱陣も、ショルティの指揮の下、最高のパフォーマンスを示しており、教会の鐘の音色など、記念碑的なミサの雰囲気が伝わってきて、実に感動的だ。

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