Piano Concerto, 20, 27, : Kissin(P)/ Kremerata Baltica
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 29/October/2010
キーシンはK466ピアノ協奏曲で10歳の時デビューした記念的な曲であるこの第20番を既に1992年スピヴァコフ指揮MVCOのバックで録音していますので本盤は二回目ということになります。今回はKB(クレーメルによりバルト三国若手演奏家を集め1997年ラトビアに設立されたCO)をバックに弾き振りでの2008年の録音、演奏タイムは@15’22A10’14B8’11と平均的に見ると各楽章長めの演奏となっています。初めての弾き振りということなので如何に天才でもお留守・おざなりになる部分というかあってもそれは仕方ないのかもしれません。第1楽章、オーケストラはソフトな当りですが何か不徹底な感じもしないではありません。それでも表情をつけ進みピアノがゆっくりと参加します。これがモーツァルトなのかどうかは小生などには分かりませんが本職のピアノの方は粒のそろったイメージでカデンツァを含め更に表情、緩急をつけ息遣いも聴こえます。この録音の時キーシン37歳なので「若さ」の時代は過ぎてはいますが何かスポーティな勝負処を演じているようではあります。第2楽章は無難に過ぎ最終楽章ではルバート、アゴーギグ等やや小手先ですが効果を効かせカデンツァでかなりロマン性を打ち出しています。この辺り面白くは聴けました。第27番(タイム@13’16A7’43B8’35)の方は割と締まった演奏かと思いますがやはりバックへの聴く側の信頼性確保が問題となるでしょう。弾き振りのスタートをしたわけですがこれから何枚も盤を制作して行くであろう(今までも結構数多いCDを出している)キーシンの何年か先ではone of themの盤になるのか様子を見守らなければなりませんね。40代東京都の方のレビューに書かれている様に今後の行方が注目されるピアニストの一人です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)2 people agree with this review
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ふじふじ | 兵庫県 | 不明 | 09/August/2010
ピアノは期待に違わず素晴らしい。多少塩味は薄味ではあるが、出汁は十分きいている。大変さわやかで後味スッキリ、という感じ。ピアノだけなら満点でも異存はないが、決定的にオケが頂けない。ヘタクソだとは言わないが音が薄すぎる上、アンサンブルもなんか統一感が無く、興ざめだ。弾き振りといっても弾いている最中は、ほとんどコンマスが仕切っているはずで、コンマスの能力を疑ってしまう。小編成で音が薄いのは仕方ないが、これは厳しすぎる。よって評価は思いっきりオマケをつけて4点というところか。1 people agree with this review
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meji | 神奈川県 | 不明 | 19/July/2010
今回は音響では評判のヘルクレスザールでの収録につき、過去のプロコフィエフやシューマンよりは録音がいい(というか録音技術は相変わらず下手クソだがホールに助けられている)。緩徐楽章や弱音部でもイジイジした表現をとらず背筋をピンと伸ばし、ひとつひとつの音符をしっかりと弾ききるキーシンの真面目さには毎度ながら好感がもてる。弾き振りのオケも音楽的にも音響的にもバランスが良い。丁度ラローチャの27番も同時に購入したので聴き比べてみたが、録音は御大ウィルキンソンの手になるラローチャ盤が上、沈み込むような深い味わいもラローチャ盤が上。しかし巷で名演とされる老巨匠による老けたモーツァルトばかりじゃ飽きがくるし、そんなときはキーシンのモーツァルトはいいと思う。2 people agree with this review
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