Brahms Symphony No, 2, Shostakovich Symphony No, 5, : Ozawa / Saito Kinen Orchestra
Customer Reviews
-
(1 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-
kn | 神奈川県 | 不明 | 25/November/2013
これは秀逸な一枚である。特にブラームスの第二番が良い。私はLPの時代からカラヤン、モントー、スタインバーグ、バーンステインなど数多くのこの曲のディスクを持っているが、この盤はそれらに比べても新鮮な魅力に溢れている。まさに大家の「棒」である。録音も秀逸で、特に5.0L-PCM96kHz24bitのフォーマットが嬉しい。この曲の聞き所(録音の良否も含め)として、例えば第一楽章の第二テーマ、音域の高いビオラが低い音を弾き、音域の低いチェロが高い音を弾くところがあり、実演では非常に面白いところなのであるが、不幸にしてそれを聞き分けられる録音に出会ったことが無かった。不思議なことに、この盤では何となく聞き分けられるような気がするから不思議である。聞き分けられるはずも無いのであるが・・・・。画像も楽しい。オザワ氏が楽員とともに登場し、オケのチューニングの間楽員に立ち交じってにこやかに声をかけたり、非常に家族的な雰囲気が楽しい。音楽ファンとしてはこういう情景が嬉しいのである。録音も優秀で、かなり原音に忠実である。コンプレッサーの使用を極力控えたようで、ダイナミックスも十分であって、さすがに現代の最先端の録音である。ショスタコービッチの五番は、曲そのものがブラームスに比して軽いことは否めないが、これはこれで十分楽しめる。このディスクは、演奏、画像、録音とも、十分推薦に値する。1 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items