Ein Heldenleben, Rosenkavalier Suite : Nelsons / City of Birmingham Symphony Orchestra
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MISPRISIONER | 東京都 | 不明 | 14/January/2011
評判が良いので買ってみたけど、この録音で判断する限り、ネルソンスの音楽は大味で、大音量で聴き手をねじ伏せるタイプの指揮者である。その意味では、ヤンソンスよりゲルギエフに近いタイプか。暑苦しい曲を、力任せに暑苦しく演奏してどうする!という印象しか残らない。ゲルギエフが《英雄の生涯》を指揮したら、こうなるのでは? 特に《バラの騎士》組曲冒頭や「戦場の英雄」は、旋律もオブリガートも伴奏も和声も、全ての音がごちゃっとした塊で出て来て(音が歪むわけではないが)、五月蝿すぎる。ロジェストヴェンスキーやキタエンコ、スヴェトラーノフの同曲盤でさえ、こうではなかった。ゲルギエフと絡めてそう思うのではないが、旋律の歌わせ方や音の処理など、どことなくシノポリやレヴァイン、ムーティを思わせるところもあって、この指揮者はコンサート指揮者よりも、オペラの指揮に向いていそう。もちろん、オケのソノリティは本盤の方が洗練されているが、アマオケじゃないんだから、フォルテッシモと書いてあるから何でも音を出せばいいというものではない。目的意識を持って出すところと抑えるところを見極め、マス・サウンドをきっちりとコントロールするのが、知的な指揮というもの。スコアを見れば、フォルテやフォルテッシモ、フォルテシシモの中でにも、クロマティックで細かに動いたり、八分音符で刻んでいる箇所はあって、意外にそういう箇所が重要だったりする。この演奏では、そういう所がみんな抑えるべき響きにマスクされてしまっている。まあ、それは録音エンジニアも大いに共犯というべきで、実演は割りとすっきりしているのかもしれない・・・。純粋に演奏としてのクオリティは決して低くはなく、同曲盤の中でも決して質が低いわけではない(筆者は《英雄の生涯》の録音はほとんど揃えている)ので、評価は星4つ。4 people agree with this review
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