Symphony No, 5, : Ashkenazy / NHK Symphony Orchestra
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 06/March/2010
アシュケナージによるNHK交響楽団とのチャイコフスキー交響曲全集の完結篇である。アシュケナージについては、一般大衆はともかくとして、いわゆるクラシック音楽の通を自認する者の評判が芳しくないのは事実である。語り口が甘すぎるとか、表情付けだけは巧みであるとか、芸術家としての厳しさにかけるなど。。。確かに、そのような批判にも一理あるとは思うが、だからと言って、アシュケナージの指揮(あるいは演奏)する楽曲のすべてが凡演ということにはならないのではなかろうか。例えば、ラフマニノフの演奏。交響曲などを指揮しても、ピアノ協奏曲を演奏しても、いずれも、トップの座を争うほどの名演を成し遂げているではないか。少なくとも、ラフマニノフを指揮(演奏)する限りにおいては、アシュケナージはまぎれもない巨匠と言うことができると考えている。次いで、私は、チャイコフスキーを採りたいと思う。ピアノ協奏曲第1番の演奏では、既に名演を遺しているが、交響曲も、ムラがあるものの、曲によってはなかなかの演奏を行ってきていると言える。本盤の第5も、もちろん、ムラヴィンスキーやカラヤンなどの高みには達してはいないものの、なかなかの佳演と言ってもいいのではなかろうか。取り立てて指摘すべき強烈な個性があるわけではないが、オーケストラを巧くドライブして、チャイコフスキーの音楽の素晴らしさを余すことなく表現した嫌みのない演奏であり、よき中庸を得た佳演と言ったところではなかろうかと思う。NHK交響楽団の演奏も素晴らしい。また、エクストンが発売した久々のSACDマルチチャンネル録音であるという点も、本盤の価値を高めることに貢献している。1 people agree with this review
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