超訳ニ-チェの言葉
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さすらいのかいぢゅう | 茨城県 | 不明 | 21/May/2011
買ってよかったと思える本だった。実は,買う前はそれほど期待しておらず,売れているという流行に乗って,どんなものか読んでみようと思ったくらいの軽い気持ちだった。よくある初学者向けの本とは少し違い,訳に訳者の愛があることが伝わってきて,1ページ1ページ大切にめくった。題名に『超訳』とあるのが絶妙である。とはいえ,この本を読んで,ニーチェを知った気になってはいけないとも思った。ニーチェの生きた時代,生まれ育った国やその歴史,文化などが影響して紡ぎだされた言葉である以上,「解釈」をしながら著者の心情や核心に近づくことになるからだ。しかし,この訳者には,ニーチェへの「愛」があふれている。それは,ニーチェ本人の紡ぎだした言葉にもっとも近い「解釈」であり,ニーチェを知る最善の方法だとは思う。その上で,掲げられた短い文は,本当は長い文脈の一部を切り取ったものだということを忘れてはならないと思う。訳者は「愛」を込めて,上手に切り取って伝えてくれているけれど,この本はニーチェのすべてではないことを肝に銘じたい。それが私の読後感であり,ニーチェと訳者への敬意である。0 people agree with this review
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