Comp.string Quintets: Amadeus Q Aronowitz(Va)
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 08/May/2010
モーツァルトの弦楽五重奏曲は、私としては、最晩年のクラリネット五重奏曲と並んで、モーツァルトの室内楽曲中、最高峰に位置づけられる傑作だと考えている。にもかかわらず、弦楽四重奏曲のいわゆるハイドンセットなどと比較すると、録音の点数があまりにも少ないのは大変残念な気がしている。ただ、その理由として、理想のヴィオラ奏者を見つけるのが難しいといったこともあるのではないかと考えている。シューベルトの弦楽五重奏曲などとは異なり、モーツァルトは中音域の分厚さを重視したため、既存の四重奏団に加わる第2ヴィオラは、演奏の成否のカギを握る最重要パートと言えるからだ。アマデウス弦楽四重奏団が主体となる本盤が、名演と高く評価されているのは、第2ヴィオラのアロノヴィッツが、アマデウス弦楽四重奏団の一員と思わせるような、息がぴたりと合った好演を行っている点が大きいのではなかろうか。そして、これら五者が奏でる絶妙の演奏は、現代の弦楽四重奏団では殆ど聴かれないような温かいぬくもりのある情感豊かさを湛えており、メカニックな音など一音たりとも出していない。そして、総体として、高貴な優美さに彩られているというのは、正にモーツァルト演奏の理想像とも言うべき最高の水準に達していると言える。本盤は、録音終了から35年も経っているが、現代においても、モーツァルトの弦楽五重奏曲全集中の最高の名演であり、今後もこれを凌駕する演奏が現れる可能性は極めて低いと考えている。2 people agree with this review
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