小宮山隆央  |  神奈川県  |  不明  |  29/March/2010

ブラックホーク・ダウン （2001年 / アメリカ ） Black Hawk Down リドリー・スコット RIDLEY SCOTT ジョシュ・ハートネット Josh Hartnett 1993年、ソマリアは、民族紛争の泥沼化する内戦状態にあった。 アメリカを中心とする国連軍により民族紛争の鎮圧するため派兵していた多国籍軍とゲリラとの市街戦を描写している。 和平に反対するアイディード将軍らを捕らえる作戦を立案、約100名の特殊部隊を首都モガディシュへ強襲させる。 当初、作戦の行動予定時間は、1時間程度と計画されていた。 作戦の開始直後、民兵の攻撃により、2機のブラックホークヘリコプターが撃墜され、前線が総崩れになる様を描いている。 その後は、敵市街地中心へ友軍の救出に向かう兵士が、泥沼の市街戦に突入してしまう。 戦況と従軍する兵士がリアルに描かれています。 原住民からの立場では描かれていません。 米軍の戦闘作戦計画の頓挫と兵士の犠牲の観点から描かれています。 これだけの米軍の犠牲を払う国威や軍事的脅威、作戦の必然性などは自身の勉強が必要です。 米国が、これだけの人的経済的な支出を伴っても軍事作戦を必要としている政治状況にあることを「戦争は嫌だ、嫌いだ」とするだけでなく、何故なのかと考えることも必要であることを認識させる、考えさせる映画であるかも知れません。 小宮山隆央

 

信さん  |  不明  |  11/April/2003

イラク戦争に理由もなく反対してた奴ら／反戦デモを「流行」として見てた奴ら…取り敢えずコレくらいの映画見てからモノを喋れ！ 　特に『人間の盾になってきます』と笑いながらイラクに行ったアイツに、是非見せたい一作です

 

dubnobasswithmyheadman  |  東京都  |  不明  |  26/January/2003

映画としては非常に素晴らしいが、平和維持軍による現地民の虐殺、強姦や、平和維持軍の派遣は混乱に拍車をかけただけであった事、平和維持軍撤退後、むしろソマリアの国内状況は小康状態にある事などを思い返すと、ここに描かれている懸命な兵士の姿が、よりやりきれないものに思えてしまう。