Mozart:Late 6 Symphonies
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kadoshin | 東京都 | 不明 | 25/June/2020
一番下の方と同じで、私もLP時代に「40番&ジュピター」の組み合わせの廉価版でベームのモーツァルトを初体験しました。 ルビジウムカットの効果は大きいですね。中音域が格段に豊かになったように感じました。ただ、この演奏の特徴は「豊かさ」というよりも「切れ味」のように思います。 ベームのモーツァルトの後期交響曲は、晩年のウイーン・フィルとのものもあり、こちらはウィーンフィルの美感を生かしたどちらかというとゆったりとした演奏だったのに対し、旧盤はベルリン・フィルの質実剛健な響きときっちりしたリズムが特徴的です。歌にも不足しませんが、基本的に甘ったるくない「辛口」のモーツァルト演奏の代表格といえましょう。 こういう演奏なので、望むべくもないのですが、個人的な好みでいえば、もう少し「愉悦感」「リラックスしたゆとり」のようなものが欲しいところですが、ないものねだりというものかもしれません。0 people agree with this review
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 11/May/2020
これはこれで立派な演奏です。CD2枚で後期6作品を聴けるというメリットもあります。 演奏は、ある意味でサービス精神がなく、全く素っ気ない、ひたすらベームの思うモーツアルトを描き切っていると思います。 スタンドプレーたっぷりのバーンスタイン(悪い意味ではない)を聴いた後に、このベームを聴けばビックリでしょう。 唯一、★を一つ落としたのは録音です。DGですから、50年代後半〜60年代初めにも関わらず見事なホールトーンで採られているのですが、新しい録音と比較してしまうと、音の切れ味が残念ながら、、、です。 購入して損のないCDです。0 people agree with this review
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eroicka | 不明 | 不明 | 11/July/2011
大編成の響きで起承転結を意識した昔ながらの演奏。香りや気品は後年のウィーンフィル盤に譲る部分も大きいが、ベルリンフィルらしく強い覇気と強靭なアンサンブル、独逸風のゴツゴツした重厚な響きと構成感が素晴しい。この頃のベルリンフィルは、カラヤンがシェフになってサウンドが徐々にカラヤン風な明るく豊麗なものに変化しつつある時期だったのだが、モーツアルトの交響曲全集やセレナード集、ブラームス1番、英雄など、このころのベームの一連の録音は、質実剛健な独逸のマイスターといった感じで、後年のウィーン再録音と違った筋肉質な音楽を聴かせる。スクエアで辛口な演奏だけに「息苦しい」という批判が出るのも致し方ないが、この当時のベームの充実ぶりは、様々な演奏を幅広く聴きこんだうえで、筋金入りのリスナーになってみてから再び聴いてみると分かってくるだろう。古楽器マニアにはもはや古臭いと言われるスタイルで、ベームのモーツアルトはいまや過去の遺物になりつつあるが、我々、LP後期に育った世代には忘れじの巨匠であることには違いがない。4 people agree with this review
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TOCHIPAPA | 広島県 | 不明 | 10/October/2010
1974年の晩秋。初めて買ったモーツァルトのレコードがこれの40/41番のカップリングでした。田舎町の小さなレコード店でこれしか置いてなくて選ぶ余地もなく求めたのですが、62年の録音という古さを全く感じさせず、やはり2500円も払っただけのことはある!と感心すると同時に、初めて聴くこのカール・ベームというオッサンもなかなかイケてるではないか、とチェックしたのでした。 さすがに現代のCDに慣れた耳には擦り切れたレコードは聴きづらく、今回この2枚組で求めましたが、やはり良いものは良い、ですね。スイトナーにしてもカラヤンにしても、そしてベーム自身の70年代のWPOとの録音もあり、心を震わせるような素晴らしい演奏はいくつもありますけど、モーツアルトの交響曲のスタンダードとしてこれから先、これを超えるものが出るとしたら、それはどういうものであるのでしょうか。 ところで、41番の二・三楽章、レコードでも若干録音のツラさを感じていましたがそれがそのまま残っているのも、全体としていかに優秀な録音であったのかということが感じさせられます。 お得感なら全集にかないませんが、今でも二曲一枚2500円で買う価値があると思います。3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 11/January/2010
モーツァルトの交響曲の演奏様式は、最近ではピリオド楽器などの小編成によるものが主流になりつつあるが、本盤のような大編成のオーケストラによる重厚な演奏を耳にすると、故郷に帰ってきたようなほっとした気分になる。ベームが60年代にベルリン・フィルと組んで成し遂げたモーツァルトの交響曲全集は、大編成によるオーケストラによる古典的な名演として、金字塔とも言うべき歴史的名盤であると思う。本盤は、その全集から後期の6曲を抜粋したものであるが、いずれの曲も、厳しい造型の下、重厚でシンフォニックなアプローチであり、モーツァルト演奏に必要不可欠の高貴な優雅さにもいささかの不足はない。ベルリン・フィルの巧さも特筆すべきであり、ベームともども、最高のパフォーマンスを示している。ベームは、70年代にもウィーン・フィルとモーツァルトの交響曲全集に着手(結局は果たせなかったが)したが、老巨匠ならではの枯れた味わいはあるものの、リズムにやや硬直が見られることもあり、このベルリン・フィルとの演奏の優位は動かないと思われる。ルビジウム・カッティングによって、素晴らしい音質が蘇ったのも嬉しい限りだ。6 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 07/October/2009
これもLP時代第40番、第41番を聴きだしてからのつきあいなのですが、所謂モーツアルトの後期交響曲集というもので現在リリースされているCDを聴き通しますとベーム/BPOの演奏は決して「華」はないけれどもむしろ微妙な重厚さが「飽き」の来ないスタイルを収録当時早々に確立してしまったような感があります。一曲一曲他の演奏と比較すれば聴く者の勝手で一長一短ならぬ一好一嫌でチョイスも付きまとわざるを得ないこともありますが全体としてはベーム盤は素晴らしく座右に置いて永く聴かれてしかるべきものでしょう。もう何回も色々なカタログで出ている名演奏なのでまだ入手されていない方は是非薦めたいものです。1 people agree with this review
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