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Ravel (1875-1937)

CD "L'enfant Et Les Sortileges, Ma Mere L'oye : Rattle / Berlin Philharmonic, Kozena, Stutzmann, etc (2008 Stereo)"

"L'enfant Et Les Sortileges, Ma Mere L'oye : Rattle / Berlin Philharmonic, Kozena, Stutzmann, etc (2008 Stereo)"

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Showing 1 - 6 of 6 items

  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  18/May/2013

    コンセプトのはっきりした、なかなかに面白いアルバム。『子供と魔法』は実は初めて聴きまして、美しい個所はあれど、全体としては今一つとっつきにくい感じもしますな。ソロ歌手が歌うところは変で、オケやコーラスの場面がまさに次の「マ・メール・ロア」の雰囲気そのままに美しい調子です。そっちはなんとも言う資格はありません。で、大好きな「マ・メール・ロア」、こちらは見事な名演でしょう。ベルリンフィルの最高の能力を活かして、この上なく美麗な表現。お伽の国と言う夢幻的な雰囲気ではなく、むしろ正直わざとらしい作為の目立つ演奏ですが、それこそラトルの面目躍如というところだよね。ラヴェルの人工美、こういうスタイルで十分に活きているように思います。録音も優秀。総じて、大いに楽しんだディスク。よかったな。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  19/January/2013

    サイモン・ラトルがベルリンフィルの指揮者としての契約を、’18年の満了を持って、一旦更新しないらしい。意外であった。まだ先の話だが、指揮者としては、成熟の時期を迎える63歳で、2002年から務めて来た共同作業の地位をリセットするとは。立派に、研鑽、共同して、伝統と革新、音楽業界の最高峰の音楽、イヴェントも務め、21世紀のクラシックを引っ張って来たのに、サイモンともあろう人が、「64歳になっても」、自分が必要としてくれるか自問してとの事。指揮者としては、63歳は、健康ならば、まだまだ成熟、老いても、大家の道を歩む時期。サイモンが、望んでの事なのか、分からないが、ベルリン以外でも、残された人生で、やりたい、やっておきたい音楽、活動を、より自由に、これからも、披露してくれることを期待します、リヴァプール生まれの彼らしく。ベルリンフィルとのラヴェルは、やはり、べらぼうに巧く、見事、称賛されるべき流石の盤。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  13/February/2011

    ラトル&ベルリン・フィルの好調ぶりがうかがえる素晴らしい名演だ。ラトルもベルリン・フィルの芸術監督就任後数年間は、ベルリン・フィルの掌握にかなり苦しんだと思われるが、一昨年のマーラーの交響曲第9番あたりから、漸くその掌握に成功し、名演の数々を繰り広げるようになった。ベルリン・フィルも、アバド時代から続いていた世代交代が漸く一段落し、かつての輝きを取り戻してきたように思われる。その意味では、今や、ラトル&ベルリン・フィルは最も実り多き黄金時代に突入したと言えるだろう。歌劇「子供と魔法」は、ラトルの作品の本質に切り込んでいく鋭いアプローチが光る。当該オペラは、表面上は、あくまでも子どもを主人公としたコメディであるが、その内実はとてもコメディには分類し切れない、人の深層心理を様々な動物や物質を活用して風刺するという、心眼を覗きこむが如き奥深い内容を有した作品と言える。ラトルは、思い切ったテンポの緩急や、幅広いダイナミックレンジの活用などを駆使して、ドラマティックに作品を描出しており、作品に内在する本質を捉えた深みのある濃密な名演に仕立てあげた点を高く評価したい。ラトルの卓越した統率の下、ベルリン・フィルも圧巻の技量を披露していると言える。コジェナーやジョセ・ヴァン・ダムなどの一流の歌手陣は圧倒的な歌唱を披露しており、ベルリン放送合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。バレエ「マ・メール・ロワ」も素晴らしい名演。我々聴き手は、どうしてもラヴェルの華麗なオーケストレーションに耳が奪われがちになるが、ラトルは、同曲に内在する憂いの描出にもいささかの抜かりはなく、彫の深い情感豊かな音楽の構築に成功している点を高く評価したい。ここでも、ベルリン・フィルは卓越した技量を披露しており、そのあまりの上手さには唖然とするほかはないほどだ。HQCD化によって、音質は鮮明であるとともに音場に広がりがあるのが実に素晴らしく、本盤の価値を高めるのに大きく貢献していると言える。

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  • ★★★★★ 

    Stuemper  |  愛知県  |  不明  |  18/November/2010

    今後この作品の基準となりそうな素晴らしい演奏だと思う。別の方も書いておられるブール盤など他にも美しい演奏はあるが、ベルリン・フィルが実にやわらかい、いい音を出しているし、指揮者の共感がよく伝わってきて感動的。それに独唱者たちが凄い。ライブ映像も観たが、演奏会形式にも関わらず実に表情豊かなパフォーマンスが展開され、例の猫の二重唱なども含めて、最後まで飽きない。

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  • ★★★★☆ 

    martin  |  神奈川県  |  不明  |  15/May/2009

    贅沢なキャストと名人揃いでとても見事な演奏だが、この作品のもつ暖かさや本来の面白みは残念ながら感じられなかったです。 この作品の録音をすべて聴いたわけではないですが、テスタメントから復刻されているエルネスト・ブールの世界初録音盤(48年)のほうが私にはしっくりきます。 マ・メール・ロアもあまりファンタジーの広がりが感じられず 期待ほどではなかったです。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  23/March/2009

    ラトル夫人、コジェナーを主役に据えた見事な婦唱夫随盤。ようやくカップリング曲を得て発売となった『マ・メール・ロワ』を含めて、ラヴェルのスコアがこれまでになかったほど徹底的に掘り起こされている。さらにそれを血肉化するBPOの名技の鮮やかなこと。もともとこのオペラ、お子様向きのメルヒェンにとどまるものではないが、こういう演奏で聴くとその深層に潜む残酷さやエロティシズムまでも、はっきり感じ取ることができる。フィルハーモニーに戻った録音も文句なく素晴らしく、ラトルとBPOの一連のディスクのなかでも最高の成果だろう。

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