一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  15/January/2009

ブラームス交響曲第2、3番を聴いていますので書き込みました。クナッパーッブッシュの第3番は評判の1950年BPO演奏他各種聴き比べが楽しみですが本盤1956年SKD演奏もなかなか強かなものです。タイム的には彼の同曲異演奏盤中ではそう長い方ではありませんが一拍毎にブラームスの内燃する情感を濃密に託したワグナーばりのうねりは特徴的、第4楽章など崩れそうで崩れないゆっくりしたテンポのなかに微妙なズレを咬まして凄いです。1959年ライブの第2番の方もSKD演奏、個性は3番程ではなくても終楽章の時間のかけ方は流石!　全体として「最高」盤です。