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Tchaikovsky / Rachmaninov

CD Piano Concerto.1 / 2: S.richter(P)karajan / Vso, Wislocki / Warsaw.po

Piano Concerto.1 / 2: S.richter(P)karajan / Vso, Wislocki / Warsaw.po

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  • ★★★★☆ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  11/March/2021

    このチャイコ1番は「ホントに1962年の録音?」と耳を疑う程良い音!OIBPの効果もあるかもしれないが、おそらく以前ガレリアシリーズでラフマニノフの前奏曲とのカップリングで出ていた初期のCDも高音質だったように思う。 演奏は皆さんがおっしゃる通り超名演。リヒテルの強靭なタッチとカラヤンのスケールの大きい伴奏が、聴いててワクワクする。 ラフマニノフの2番はピアノが主役だということを圧倒的に主張している演奏。おそらくマイクの音量調節によるものだと思うが。後年カラヤンがワイセンベルクと共演した「ラフ2」のピアノをオケが包み込むような演奏とは好対照だ。

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  • ★★★★☆ 

    Sagittarius  |  神奈川県  |  不明  |  27/September/2009

    チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と言う、ロシア作曲家の人気のあるピアノ協奏曲2曲をリヒテルのピアノでカップリングしているところが、この盤の売りだ。 カラヤンとのチャイコフスキーでは、カラヤンは音を引き伸ばし、リヒテルが何処まで付いて来るか試しているようなところがある。もしリヒテルが人一倍確りしたリズムの持ち主でなかったならば演奏はもっと崩れたものになっていただろう。しかし、リヒテルはカラヤンの挑戦に持ち堪えており、自分の音楽を奏でている。この演奏はこの曲の最も輝かしい演奏ではないかも知れないが、もっとも美しい演奏だ。カラヤンの遅目のテンポが、彼の意図とは別にリヒテルのピアノの美質をじっくり堪能する機会を与えてくれた事になる。リヒテルはこの録音でベーゼンドルファーを弾いているのではないだろうか?それに山場でのリヒテルの燃焼度も高く感動的だ。2楽章始めのフルートソロで音程が悪いのは少し気になるが・・・ ラフマニノフでは大分様子が異なる。リヒテルの演奏は基本的な解釈では数ヶ月前に録音されたザンデルリング指揮レニングラード・フィルの演奏と同じなのだが、ここではオーケストラと指揮者の技術的限界のために相当手加減した演奏になっている。録音の物理条件はずっと良いのだが、オーケストラ演奏全く脇役になってしまっていて、協奏曲としては片肺飛行のような状態だ。ヴィスロツキの指揮は真面目で低俗さはないが、如何せん、定見もないようだ。なお、この録音では3楽章終りで第2主題が高らかに謳われるところでのピアノは通常の楽譜通りの演奏になっていて、ワルシャワでは真正な楽譜が手に入った事を伺わせる。 この録音のオリジナルのLPでは協奏曲に引続き録音されたラフマニノフの前奏曲が6曲カップリングされていて、それがこのLPの魅力だったのだが、このCDのカップリングではそれが聞けない。

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  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  不明  |  22/June/2009

    ラフマニノフはルービンシュタイン&オーマンディ盤も定番ではあるが、よく聴き込むにつれルービンシュタインの老衰ゆえのミスタッチが目立つようになり、更にフィラデルフィアの楽天的に過ぎるサウンドに嫌気がさしてくる。ラフマニノフの第2協奏曲は、諸氏周知の通り、第1交響曲の 失敗からノイローゼに陥った作曲家が再起を賭けた作品である。その曲が、単に技巧的に優れてメロディアスでゴージャスなだけの曲になるとは、とても思えないのである。この意味において、過度な洗練を排除し、重苦しい情感を強烈なタッチで打ち込んだリヒテルの演奏は、やはり永遠の名盤として相応しい。対するチャイコフスキーは、カラヤンを聴きたい人ならよいかも知れないが、リヒテルのピアニズムを純粋に楽しみたい人にとっては違和感を覚えるだろう。因みに個人的な好みはデミジェンコ&ラザレフ盤だ。ロシアとロシアの四つ相撲は、虚飾を排した打鍵にケレン味たっぷりのケバいオケで応酬するような演奏にはない、真の迫力とロマンがある。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  03/June/2009

    他盤HMVレビューにもあるように西側セッション録音で神秘と言われたリヒテルの当時天下を睥睨しつつあるカラヤンとのチャイコフスキー協奏曲共演舞台。曲自体派手な物なのにこの共演者は競争するというか時には攻撃的とも思われる場面も感ぜられ今となっては大時代的でもありましたが冒頭から面白く聴け名盤にカウントされていたのも肯けました(VSOも往時は元気!)。ラフマニノフは男っぽいリヒテルの骨太さが楽章により私の好みとマッチ、アンマッチを鮮明に感じた次第でトータル素晴らしい盤となってます。

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  • ★★★★☆ 

    まるで与野党対立だ…  |  不明  |  26/March/2008

    リヒテルとカラヤンが合わないことが演奏の美点のように解釈している人が一部にいるようだが、では何故“合わない=美点”なのか?明確な論拠抜きに一方的な批判に堕すようでは卑怯ではないか。そういうレビューにこそ気を付けようではないか。閑話休題。カラヤンの華麗さとリヒテルの情熱、どうも噛み合わない。しかも両者譲らずの四つ相撲タイプならまだしも、リヒテルがカラヤンに埋没してしまっているからつまらない。これのどこに美点を置くのか?毒舌悪しからず。

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  • ★★★★☆ 

    ゆーさん  |  埼玉某所  |  不明  |  06/November/2007

    ここに聴くラフマニノフは随一の出来だ。ロマンティックでありながらも、決して溺れず、むしろ辛口な演奏に仕立てたリヒテルはさすがである。この曲は、交響曲第1番が酷評の憂き目に遭い、鬱病になったラフマニノフが、ダール博士の治療により回復し、再起を賭けた曲として有名である。だからこそ、単に甘美であるだけでなく、作曲者の葛藤や迷いや勝利を描かなくてはならないのである。その意味において、リヒテルの解釈は正鵠を射ていて、まことに素晴らしい。対するチャイコフスキーは、悪くはないのだがカラヤンのバックが気に食わない。他の批評にもあるが、私としてもリヒテルとカラヤンの芸風は相容れないものだと思う。曲の厳しさに肉薄するようなリヒテルに対し、カラヤンはやたらと豪快さや華麗さに執着しているように思う。第3楽章など、リヒテルならもっと感情の爆発があっても良さそうだ。ムラヴィンスキー辺りがバックを務めていて、しかも良質のステレオで収まっていたら、きっととんでもないことになっていただろう。やはり、ラフマニノフだけを単発で(前奏曲と組にしてもよいが)出してくれたら、完成度の高い一枚になるだろう。

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  • ★★★★☆ 

    samuel  |  California  |  不明  |  02/October/2007

    Fantastic piano playing, but somehow it doesn’t touch my heart which is very important with Rachmaninov.

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  • ★★★★☆ 

    うるとらせぶん  |  M78星雲  |  不明  |  02/September/2007

     チャイコでのカラヤンの伴奏が最高。この曲はオケがとびきりうまくないとつまらないがウィーン響はカラヤンの指揮のもと最善を尽くしている。リヒテルのピアノはラフマニノフの方がいい。

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  • ★★★★☆ 

    古今亭  |  神明町会  |  不明  |  23/August/2007

    リヒテルのイメージ(硬質、力強さ)だったが、ここでのラフマニノフの2番はとても、繊細でやわらかく、とても、情緒を感じさせる。天才の懐の深さを披露しており充分聴きごたえある。ベートーベンやバッハの彼からはちょっと異なる面が垣間見えるような.....。素晴らしいの一言!

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  28/October/2006

    普通のラフ2は前奏のテンポが遅く主題に入ってからテンポアップするが、この演奏は前奏のテンポが速く主題に入ってから逆に遅くなる。テンポが上がりそうな部分で逆に遅くなるので引きずるように重く感じるが、これは演出というよりはリヒテルの音楽性であろう。この暗さはロシアというより旧ソビエトを思い出させる。リヒテルを代表する名盤だろう。ちなみに楽譜には主題は「a tempo」としか書いてない。つまり前奏と主題を同じモデラート(2拍=66)で弾くのが楽譜の指定だがほとんどのピアニストは守っていない。

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  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  16/April/2006

    大体皆さんの意見は一致しているようです。チャイコフスキーは現在はるかにスリリングな演奏が聴けるが、ラフマニノフで聴かせたリヒテルの深い情感と音楽性は未だに色あせていないと言う事ですね。新マスタリングでピッチも修正され、ローカルなオーケストラの音もそれなりに存在感のあるものになったし、加えてリヒテルの恰幅のあるピアノでラフ2が聴けるのですから、これはもう極めつけの一枚と言っていいでしょう。

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  • ★★★★☆ 

    ひろき  |  東京  |  不明  |  11/March/2006

    チャイコフスキーは「だめ!」 ラフマニノフは「最高!」です。 チャイコフスキーは曲が進むにつれ、二人の思惑のズレが露骨に出てきます。ある意味迫力が凄かったことは確かですが、音楽的な魅力とは異なるものです。第二楽章のあたりからリヒテルに気の抜けた感じがしたのは、私だけでしょうか。 ラフマニノフは最高です。なかなか聴けない演奏だと思います。「対抗馬不在」のご意見に同感です。

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  • ★★★★☆ 

    オタヌキ  |  愛知県  |  不明  |  22/January/2006

    昔、音楽の先生に「リヒテル」なる名前を教えてもらったものの、ヴァイオリンが好きなのでそちらばかりを聴いてきましたが、これを聞いてびっくり。これがリヒテルか・・・でした。迫力あります。音がすばらしい。あっという間に終わってしまった感じでした。強力にお薦めです。 他に余り聴いていないので、「最高!」はお預けです^^また書きに来るかもね。

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