Sym.4-6: Karajan / Bpo
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ゆーさん | 埼玉某所 | 不明 | 21/October/2007
カラヤンの描くチャイコフスキーは絢爛豪華で流麗だ。しかし、余りに洗練され過ぎていて、チャイコフスキー演奏に欠かせない良い意味での土臭さやセンチメンタリズムを聞き取ることは出来ない。例えば第四番の第二楽章は、もっとゴツゴツとしていても良いはずだ。何故ならこれは民俗舞曲であり、粗野な響きが求められているからだ。有名なムラヴィンスキーのDG盤を聴くとよく分かる。第五番では第一楽章が妙にテヌート気味でベタついているし、クラのピッチも合っていない。第二楽章はポルタメントを駆使した甘ったるく媚びたような弾き方で、感心しない。終楽章の感情の爆発も今一歩である。確かに巧いが、それ以上のものは感じない。《悲愴》も確かに美しい。しかし、中身が伴わない。この曲はチャイコフスキーの辞世の句とも言1 people agree with this review
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