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カラヤンがクラシックを殺した 光文社新書

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  • ★★★★☆ 

    カラスカフカ  |  岩手  |  不明  |  17/January/2009

    この本に対する反応はおおかた二つに別れるみたいだ。一つは、感情型の過剰拒否反応を発症させるタイプ。もう一つは、理知的な観察眼でこの本の主題を追認し、自らの痛みで語ろうと刻苦勉励しているクソマジメなタイプだ。クレンペラーも聖書を引用していた…『それ知恵を増すものは悲しみを増す』(コレヘトの言葉)。

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  • ★★★★☆ 

    為朝  |  京都府  |  不明  |  19/December/2008

    カラヤンに象徴される、寡頭支配型資本主義と現代社会の狡猾な情報操作型マス文化に痴愚的に洗脳されるがままの大衆社会と政治に対する、鋭利で含蓄ある批判哲学の小冊子である。だがクレンペラーを一つのアウラ的な人間の模範にするのは判るとしても、社会主観精神の傾倒者であったケーゲルをクレンペラーと近似値的な視座で論じるのには、些か違和感を感じる。芸術の悲劇的な闘いを論じる際にはたしかにケーゲルがいいが、かれにはクレンペラーのように語れる豊かな人格が足りない。ないと言ってもいい。

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  • ★★★★☆ 

    Human  |  The Earth  |  不明  |  10/December/2008

    タイトルに内容がついて行かない感があるところが難点ですが(訳本「誰がクラッシックをダメにしたか」くらい具体性が欲しい)、カラヤンの音楽の、立派だけれども嫌みな部分を理解できて、いい本だと思います。

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