Der Rosenkavalier : Laufenberg, Luisi / Staatskapelle Dresden, Schwanewilms, Rydl, etc (2007 Stereo)(2DVD)
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タイガー哲 | 東京都 | 不明 | 08/November/2013
バラの騎士は、いろいろ意見があるが、やはりマリアテレジア風の舞台及び衣装でやるのがベスト。日本の時代劇を現代風にしてだれが見る?それと同じこと。 →森麻季をみなさん評価するが、これは評価できない。美人ではあるが残念ながら出っ歯。これがステージを見るなら気にならないが、DVDでアップにされるとアウト。歌唱力においても熱演であることは認めるが他のキャストに比較すると実力の差は歴然としている。なによりオペラの舞台慣れしていないのが致命的。見ていると小学生の学芸会のようなところが垣間見えて、なんともさびしくなる。もちろんどなたかが書いているように、衣装が悪い。あんなジャンパースカートでステージに出されたら(第三幕)、それでなくても小柄な体型なだけに、余計に学芸会の演技を想像してしまう。→日本のオペラ界にとっては外国の一流オペラの準主役に出演するということで、画期的なことだったのかもしれないが、いかんせんステージ経験の差が如実に出てしまっている。常設の小屋で毎晩のようにこの役を歌いこなしていないと、こういうステージに出されても、見る方は違和感ばかりが目に付くことになる。日本のオペラ事情の貧困さを再確認するためのソフトであるとしか評価できない。どういう事情があったのか不明だが、ドレスデンのプロデューサーの見識まで問われることになる。→別のレビューで紹介したが、ゾフィーはベームのザルツブルグライブ(残念ながら現在廃盤=DG)で歌っていたエディト・マティスを聴いていただきたい。クリスタルなその発声は見事というほかない。このレビューの中でどなたかが評価しているヒルデ・ギューデンなどとは比べ物にならない。ギューデンは美人でウィーンでは大変人気のあった人だそうだが、その歌声となると話は別。ステージではまだその姿かたちが見られるから許されるかもしれないが、音声だけではどうにもならない。カラヤン・ウィーンフィルとアムステルダムで「春の声」を歌ったライブ(こうもりライブのおまけ)があるが、そのひどさは聴くに堪えないというものではなかった。→「バラの騎士」は好きなオペラでよく聴くが、80年代のカラヤン、クライバー(もちろん息子の方、パパクライバーのウィーンセッションはやはりギューデンのゾフィーでペケ)以降、指揮者、歌手、オーケストラと三拍子そろったものが出てきていない気がする。セッションでもライブでもよい、優れたものが出てくるのを待ち望む。 ※→は段落を示します。このレビュー欄、段落を入れられるようにしてもらえないものか。0 people agree with this review
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