Mozart: Wind Concertos
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シロクン | 新潟県 | 不明 | 11/June/2017
オーマンディを買いまくって、そろそろ全集以外に買うものがなくなってきた。全集とどちらを買うか迷ったが、これは全集には入っていないので購入。例によって、オーマンディらしく、手堅い演奏。渋いというのとは少し違うが、巷間に流布するほどキンキラの演奏ではない。テンポも控えめで、印象は地味である。 ソロのメンバーもソリスト・ヴィルトゥオーゾ系ではなく、オケの首席らしく自己主張よりは協調を優先とした音楽づくりとみた。カラヤンがベルリンのトップと入れた同様のCD(木管のみ)も持っているが、あそこのソロメンバーのほうが存在感は強い。このCDは「競争曲」ではなく「協奏曲」の趣である。 私が気に入ったのはクラリネット協奏曲。モーツアルトの名だたる曲の中でも私は27番のP協奏曲と並んで好きな曲。ケッヘル番号も500を超えると静かで澄み切った曲想の名曲ぞろいで、このあたりについてはあまり明るすぎる演奏よりは、自分を抑えて曲に奉仕するような演奏がふさわしい。この点で、今回のCDセットに収められた演奏は、私の中では3本指に入るくらい気に入った。静かで澄み切ったいい演奏である。減点1は、ファゴット協奏曲がさすがに地味すぎ。もともと地味な楽器なので、もう少し押し出してもいいのに。ベームがウィーンの首席トゥーネマンと入れた盤がやはりいい。でも、これがきっと彼らのスタンスなのだろう。オーマンディ=輝かしいフィラデルフィアサウンド=キラキラの名人芸、というイメージで購入すると裏切られる。3 people agree with this review
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