Sym, 1, Begrabnisgesang, Schicksalslied: Gardiner / Orr Monteverdi Cho +mendelssohn
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うーつん | 東京都 | 不明 | 30/March/2017
ガーディナー&ORRによるブラームスの第1弾だが、私は3番→4番の順にディスクを入手。どのディスクも力作ぞろいでおすすめです。私の感覚ではひねりの効いた曲目の面白さが最大の魅力。オケ&合唱、ガーディナーの両手兵をフルに使ってのプログラムは今までになかったもの。「ブラームスの序曲と交響曲のカップリング」に飽きている方には新鮮な驚きになることでしょう。 肝心の演奏ですがオケの(レビューにもあるように)推進力に満ちており、どっしりした趣こそ軽減しますが聴きごたえは十分にあると思います。指揮者の企図する革新性とオケの「楽譜を音として放ちたい!」という意思がミックスし、ズンズンと進んでいる様子。第4楽章のホルンの凱歌のごとき吹き鳴らしなどはその真骨頂といえます。 古楽器演奏を使って時代考証第一演奏というより、その時代の「熱気」を活き活きと表現したかったのでしょうか。これは当盤に限らずシリーズのディスク全般(2番は未聴)にいえる特徴と思います。2 people agree with this review
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ヴァニタス | 千葉県 | 不明 | 05/December/2008
満を持した感のあるガーディナーのブラームス。まず合唱曲は40人とやや大きめの編成のせいかやや不明瞭なところがあるようだが、全体の雰囲気は見事でさすがと思わせる。交響曲も万全の出来とは言えないかもしれない(録音を含め)。細部のフレージングにまで気を使い、曖昧なところは見当たらない。もう少し自然な感じになれば最高だが、アンサンブルの純度は高い。何より古楽器による演奏ということでその意義は大きい。古楽奏法によるモダン楽器演奏との差異は興味深い。1 people agree with this review
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ヨハネス2世 | 奈良県 | 不明 | 28/September/2008
期待通りの名演(大胆なポルタメント奏法には驚いた)。アーノンクール盤以来抱いてきた欲求不満がようやく解消!続編が楽しみである。協奏曲も是非。2 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 28/September/2008
HMVレビューにあるガーディナーの本シリーズのコンセプト趣旨はユニークで今後楽しみであります。さて、この盤のメイン交響曲第1番は所謂スタートがバロック指揮者で通常味わう一種のもどかしい演奏のイメージからは断ち切られた・・・勿論プロなのであるからその過程での熟考研究は既に提示されたベートーベンなどに成果があるとしても・・・素晴らしいもので特に随所に推進力となる管楽器の扱いが印象に残ります(例えば終楽章最後のクライマックス・コラール風のゆったり感ある全合奏)。ORRもよく指揮者意図を汲んで好演しております。0 people agree with this review
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M. A. T. | 東京 | 不明 | 22/September/2008
モンテヴェルディ合唱団の歌は見事で、これまであまり合唱曲を聴いていない私でもついつい引き込まれる。交響曲第1番は、冒頭からピリオド楽器特有の音色が印象的だが、彼らのベートーヴェン交響曲全集同様、颯爽としてセンスがよく、見事な推進力と美しさを兼ね備えた演奏だ。彼らのベートーヴェンが気に入った人には絶対におすすめ。ただし、そんな演奏なので、いわゆる「ドイツ風」とか「巨匠風」とかの演奏が好みでピリオド楽器にアレルギーのある人にはすすめない。0 people agree with this review
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