Symphony No.41, Piano Concerto No.20 : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic, Wilhelm Kempff(P)(1956)
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スノーボール(豚) | 千葉県 | 不明 | 04/October/2009
ベルリンのコンマスだったか、カラヤンはアクト、フルトヴェングラーはリアクトの人だと評したとか。自然な感情の発露としてオーケストラを盛り上げるWFに対して、カラヤンは自らの意思をオーケストラに反映させる方向にベクトルが働いているというのだろう。ここでもカラヤンの独演振りは見事なもので、従ってピアノ協奏曲よりも交響曲の仕上がりの方が良い。ピアノ協奏曲では淡々と演奏するケンプの姿勢と、シンフォニックにドライブしようとするカラヤンの志向がかみ合わず、かなり居心地の悪い仕上がりになっている。音質も時代相応のものなので、わざわざ古いレコードを引っ張り出して聴くほどのことでも、という感じ。1 people agree with this review
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