Horn Trio, Violin Sonata No.1, 7 Fantasy : I.Faust, Van Der Zwart, Melnikov
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 04/January/2017
愛聴している音楽 そして唯一の録音 音色を問わずして思想を語るなかれ 音楽に封じ込められた魂から生きる綾を紐解くに楽器(声)の音色は不可欠なfactorだ ホルン・トリオは悲しみに打ちひしがれた人の音楽だ 慟哭とも聞こえる叫びが谷間にあるいは森の中に谺している 19世紀のナチュラルホルンの音色が ベーゼンドルファーの音色が そしてストラディヴァリに引かれたガット弦の音が如何なるブラームスの想いを伝えることか ぼくは心が人生の枷に掛かったときこのホルン・トリオに耳寄せる ブラームスが泣いている いっ時泣き声に耳傾ける いつしか涙涸れ声も嗄れ 無言で立ち上がり 歩き出す 心の中の嵐はまだ吹き過ぎちゃいないが 歩き出す‥ ホルン・トリオにホルンはなくても音楽は成立している ユニゾンの多用は執拗でさえある ホルンがブラームスにとって特別な楽器だったことを語っている 人生に寄り添う人を得なかった人の孤独が続く「雨の歌」と「幻想曲集」にも影を落としている だが人はどこまでも一人で行くのだと知るには良い音楽だ 今更推薦もないが この盤を称揚する人があまりに少ないので せめて弱虫でない人にだけでもお奨めしたいものだ7 people agree with this review
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