Don Carlo(French): P.Konwitschny, De Billy / Vienna State Opera, Vargas, Skovhus, etc (2004 Stereo)
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luna198595 | tokyo | 不明 | 14/September/2008
コンヴィチュニーの演出を見ると考えてしまう。奇抜で注目するのでなく、この人のいいたい事とやっていることを考えながら見る楽しみ、知る楽しみはコンヴィチュニーならでは。多くの演出家がいるが、この人は本当にオペラを大事にしていると思えてならない。声の楽しみ、娯楽としてのオペラも良いが、意識を持ち、考え、分かる楽しみを持ちながら見るのもオペラ鑑賞の一つでは?4 people agree with this review
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 27/July/2008
コンヴィチュニー演出では客席を点灯し、観客を巻き込んだスペクタクルを作り出すのが常套手段だが、本作では火刑の場がまさにそう。階段やロビーでの出来事は舞台上のスクリーンに映され、歌劇場全体を使った大見せ場となる。保守的なはずのウィーンの観客が嬉々としてこのスペクタクルの片棒をかついでいるのも見もの。しかし、この演出家はコケオドシやパロディだけで名声を得ているわけではない。むしろその後、5幕版第4幕以降の濃密な、血みどろと言っても良いドラマこそ凄い。入念に張られた伏線のおかげで、幕切れも説得力あるものになった。4 people agree with this review
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