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Brahms (1833-1897)

SHM-CD Brahms: Piano Concerto No.2/Mozart: Piano Concerto No.27

Brahms: Piano Concerto No.2/Mozart: Piano Concerto No.27

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  18/March/2010

    両曲ともに、ピアニスト、指揮者、オーケストラの3拍子が揃った、ピアノ協奏曲の醍醐味を存分に味合うことができる至高・至純の超名演である。ブラームスのピアノ協奏曲第2は、ピア二ストにとっても難曲ではあるが、オーケストレーションが交響曲並みに分厚いことで知られる。要するに、ピアノ入りの交響曲とも言うべき特徴を備えており、それ故に、ピアニストだけでなく、指揮者やオーケストラにも相当の力量のある役者が揃わないと、楽曲の魅力を発揮することは著しく困難になる。本演奏は67年の録音であるが、この当時はベームの全盛時代。厳しい造型の下、隙間風の吹かない重厚なアプローチを繰り広げており、それが同曲の性格に見事に符合している。バックハウスは最晩年とは思えないような武骨とも言うべき力強いタッチを示しており、ベームともども最高のパフォーマンスを示していると言える。この両者の重厚ではあるが、武骨で巧言令色とは無縁の渋いアプローチを、ウィーン・フィルの美演によって、角の取れた柔和なものにしていることも特筆すべきであり、これら三者の絶妙なコラボレーションが、同曲史上最高の名演を生み出したと言っても過言ではあるまい。モーツァルトは、ブラームスよりもさらに10年ほど前の演奏であるが、バックハウスの武骨なアプローチは、本来はモーツァルトの曲とは水と油の関係と言ってもいいのに、本演奏では、そのような違和感はどこにも感じられない。それは、曲が第27番というモーツァルト最晩年の人生の諦観のような要素を多分に持った作品であることも要因の一つであると考えられる。ベームは、得意のモーツァルトだけに、水を得た魚のように躍動感溢れる指揮をしており、ウィーン・フィルの演奏も例によって美しい。録音については、かつてSACD盤が発売され、それが最高であったが、今では入手難。したがって、現在入手できる最高音質はSHM−CD盤であり、通常CDと比較すると、ピアノの音色がやや鮮明になった印象を受けた。

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    fmk  |  東京都  |  不明  |  13/May/2009

    LP時代から、何度この演奏を耳にしたことだろうか。無骨で素っ気ないようでいて、実は万感の思いがこめられている。本当にすばらしい名盤です。

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    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  26/November/2008

    バックハウスのバックにはVPOを振る指揮者にはベーム、シューリヒトが何となくフィットする感じを持っていますがこのモーツアルトピアノ協奏曲はバックハウス80才をゆうに超した時の収録、モーツアルト最晩年(というか死の年)の作に多くを語らない枯淡の色合いを重ねております。第2楽章など比較的技術的には平易であるところ、この御大両者の武骨さが訥々と伝わっても来る演奏は他には求められません。ブラームス第2ピアノ協奏曲も通常若さを謳うところもそこから超越した愛想ぶらない男性的な名演・・「最高」盤として残しておくべきでしょう。

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