Schoenberg / Sibelius: Violin Concertos
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DG | 埼玉県 | 不明 | 18/December/2016
エサ=ペッカはもはや巨匠の域ですね。フィルハーモニア管の首席指揮者となった時点でその評を得たようなものなのでしょうけど。余談ですが、昨年の来日公演、みなとみらい・サントリーホールともに素晴らしかったです。ことシベ5は。また、このCDに聴く限り、スウェーデン放送響のサウンドも素晴らしく、世界水準ですよね。そしてヒラリーのバイオリンも高音の繊細・緻密さから低音の太く奥行きのある音質も素晴らしい。そしてこのCD、なんといっても録音がよい。いまどき録音がいまいちということもありませんが、特にこのCDは音質も素晴らしい。素晴らしいことづくめの1枚です。個人的にシベリウスのバイオリン協奏曲についてコメントしますと・・・1楽章はこの演奏家たちの良い特徴が相まって、とてもよいです。出だしの繊細な音質から、カデンツァ部のハーンの丁寧な弓運びまで・・・。3楽章も素晴らしい。テンポどりから強弱・緩急、音質・音量まで実によいバランスです。ただ惜しむのは2楽章。伴奏の方は実に素晴らしいのです。カラヤン-フェラス盤にも匹敵するかのような充実したもので、サロネン氏の指揮力の高さとそれに応えるスウェーデン放送響の演奏力に脱帽です。ハーンのバイオリンも決して悪いわけではなく。ただ、安定したゆったりしたテンポどりの弱音伴奏の上に低音で載ってくるソロ・バイオリンとしては、個人的にもう少し情感豊かに強弱・緩急をつけて歌って欲しかったところです(そこまで欲しがるのは贅沢でしょうか)。ハーンのここのバイオリンには、少し棒引き感?(スコアどおりの音の長さ、オケの一パートであるかのような速度どり、真面目過ぎ?)を感じてしまいました。それが★4つにした理由です。ハーンには、是非もう少し人生を重ねた後でこの曲(シベリウスのVn Concerto)をもう一度演奏して、私たち聴衆を魅了して欲しいなと思います。1 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 20/December/2011
シェーンベルクとシベリウスのヴァイオリン協奏曲をハーン(2007年録音当時28歳)がサロネン(同49歳)/スウェーデン放送SOのバックで演奏した盤というので彼女のクール面と彼の作曲家・現代曲演奏面から如何にもフィットしたイメージを抱いて聴き始めました。一般的に分かり易いシベリウスの方について感じたことなのですが先ず演奏タイムは@17’20A8’31B7’16と意外とゆったりとしたペースと思いました。第1楽章、この曲の独特の出だしは深くはあるが北欧自然を彷彿させるピーンと張りつめた様な冷たさや腫れ物に触るような雰囲気はありません。そういう有様で更にフェイントを食った感じになります。まぁ、例えばハイフェッツなどの演奏を聴き慣れたリスナーにとってはもう少し緊張感が欲しい処なのですが聴き進むうちにキンキンした緊迫感に満ちたテクニックオンリーではなく割りと太目の音色ニュアンスを大切にした演奏である事に気づきました。一つ一つのフレーズが実に大切に扱われそれが説得力に結びついて行くといった具合です。カデンツァも当然じっくりと対応し〆へも焦らせる様に攻め上げます。中間楽章は落ち着いた雰囲気でヴァイオリンが大きく突出するのではなくオーケストラがドスの効いたバックが沈鬱な光景を見せてくれます。第3楽章も特にサプライズはありませんが技術披露万能ではなく特に地元北欧出身バックの自信の表れか周到且つ真っ向から取り組んでの引き付けて行くムードを感じました。この様な感じをさせる意味は軽くはないと思われます。シェーンベルクの方(タイム@11’34A7’28B10’47)は例の12音階音楽なのですが正直な処私自身の能力から馴染むところまで聴き及んでいません・・・勿論他の演奏との比較どころではありません、もう少し時間が必要なのかも・・・。ふと、バッハのハーンV協奏曲盤の演奏が脈絡無く過ぎりました。何れにしてもこの二つのヴァイオリン協奏曲盤がグラミー賞を取り、アメリカのチャートでは長らくトップだった事には録音の良さと共に注目しておきたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)2 people agree with this review
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js | saitama | 不明 | 05/June/2008
シベリウスの第2楽章、この音楽には、暗雲低迷する北欧の雲を眺める籠の鳥の憤りというか、報われないことの悲しみというか、それでいて運命に翻弄されまいとする無垢な情熱というものがある。しかし、この若き頭脳明晰な演奏家の視線は別のところに向けられているような感じがしてならない。もし、この音楽を、たとえばあの加藤知子が奏でたら……、そんな想像をしてしまう演奏だった。0 people agree with this review
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sk | fukuoka | 不明 | 18/March/2008
やっぱりハーンはすごいですね。今までシベリウスで聴かされ続けてきた、感情が浮き彫りになるような演奏とは違って、淡々と美しく、ピアニシモからフォルテシモまで強弱というよりバイオリンの響きで聴かせてくれる正確なハーンのとてつもないテクニック、その凛とした世界にひきこまれました。シベリウスにふさわしい演奏だと感じます。オーケストラもとても美しいですね。2 people agree with this review
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Abbadian | 東京都 | 不明 | 18/March/2008
ハーンのヴァイオリンはいずれも最高。シェーンベルクは凡そとっつき易とはいえないこの曲を,これだけ膨らみと暖かさをもって,豊かに叙情的に演奏できるのは素晴らしいの一言。シベリウスは,つい先日ノゼダ/BBCフィルとの見事な実演に感動したばかりだが,彼女の常のとおり,完璧なテクニックをひけらかすことなく,一音・一弓も疎かにしない誠実な演奏で,恣意的な表情付けをすることなくここまで説得力のある演奏をできるウのは凄いことだ。サロネンのバックは,シェーンベルクは良いが,シベリウスはダイナミックレンジの狭い,平板なもので期待外れ。0 people agree with this review
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タンタンタヌキの天王星 | 東京 | 不明 | 13/March/2008
シェーンベルクの協奏曲は初めて聴くので他の演奏と比べることは出来ないが、魅力を感じたということは良い演奏だと思う。一方のシベリウスは、「情緒纏綿」たる演奏を求める人にはあまり向かないかもしれない。ここでもハーンのヴァイオリンはきわめてシャープで、これが20世紀の作品であることを思い起こさせてくれる。情緒が感じられないわけではないが、時としてロマンティックさに欠けると思われるかもしれない。だが、それは時代的にもシベリウス自身にとっても過渡期の作品ゆえなのかもしれない。興味深い演奏だが、好みは分かれるだろう。0 people agree with this review
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れいくー | 奈良県 | 不明 | 02/March/2008
非常に細部まで丁寧に弾いたシベリウスですね。彼女の美音の魅力も充分に伝わりました。2楽章、3楽章が良いですね。サロネンの指揮は凡庸なものだと感じました。ただ、この曲はハイフェッツやオイストラフと比較されてしまうので、特に第一楽章のバイオリンの出足は、もっと工夫して、美しく緊張感を持って表現して、スタートして欲しかったです。0 people agree with this review
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martin | 神奈川 | 不明 | 29/February/2008
シェーンベルクにおける浮遊感、ハーンの技巧の精度は素晴らしい。 サロネンとの息も合っている。 問題はシベリウス。確かに巧い(3楽章など問題なく弾けすぎている)しかし感動的な演奏ではなかった。多様な解釈が可能であろうこの名曲に彼女ならではの強い主張をもっと聴きたかった。美しい音色にも多彩な変化が欲しい気がする。すべて健康的すぎるのだろうか?1 people agree with this review
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